46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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クビの理由はなんでしょね?のハナシ

まず、タイトルに『クビ』と書いておりますが、実際には『契約解除』であり、単にタイトル詐欺というかインパクトを狙った出来心ですので、お許しください。

 

さて、昨日書いたように、3年働かせてもらった会社から、突然のクビ宣告を受けました。

www.maskednishioka.com

しかし、クビ自体に違法性はなく、事前に2ヶ月の猶予を持っての宣告であり、そういう契約で働いている以上、全く文句も問題もないのですが、ひとつだけ気になるのは、理由が明かされないことです。

そこで、「そっちがちゃんと言わないなら、こっちが勝手に想像して、それに決め付けてしまってもいいんだな?」みたいな考えに至りまして、そう思う理由などを書き殴ってみたいと思います。

 

お客さんからのクレーム

仕事がスイミングスクールのコーチという性質上、一番考えられる「クビの理由」はコレなのですが、問題を解決するためには、そのコーチがやった過ちを認めさせることが重要なのに、それを放置してその後2ヶ月働き続けることの方が問題となります。

つまり、可能性としては高いけれど、「いきなりクビ」の理由としては、違うような気がします。

 

会社との方向性の違い

これ、クビの宣告を受けるときに相手が漏らした言葉で、方向性というのは、たぶん、レッスンのやり方や子どもの扱い方などのことだと思われますが、「これがすべての理由ではない」みたいな注釈も加わります。

会社としては『子どもの水泳指導論』みたいなものがあって、それに沿ってレッスンを行うのが理想ですが、こっちは30年の経験があり、そんなの無視して好きなようにやって、しかもキチンとお客さんを満足させることが出来ているので問題はないと思うのですが、やはり、会社としてはよろしくない、もしくは、面白くないでしょうね。

ちなみに会社が子ども向けスイミングを自前で始めて5年くらいしか経っておらず、自分としては「あー、こうしたらいいのにー」みたいな目線で見ていましたが、出来るだけ自分から口出しすることは控えていたんですけどね~

 

現場責任者との軋轢

先ほど「出来るだけ自分から口出ししない」と書きましたが、一度だけ、あまりにも仕事の内容が酷いと判断して、現場責任者に「このままじゃダメ!」と吐き捨てるように意見したことがあります。

さらに、クビ宣告の直前、その現場責任者がレッスンのやり方や内容に口出しをしてきて、それ自体は受け入れないといけないのですが、それでも経験上の意見を言わせてもらったら、「会社で決まっているから・・・」とか「そういうルールなので・・・」みたいな口ぶりに、かなりイラッとしました。

相手は年下で経験も浅い方ですが、それでも上司、いや、契約という関係上、取引先の担当者として大人の対応してきたつもりですが、そっちが仕事にイチャモンをつけるのであれば、こっちも「じゃあオマエの仕事ぶりはどないやねん?」という対応になったのは、仕方がありません。(自分の未熟さ故ですが・・・)

そこで考えられるのは、会社としては現場責任者がやりやすくなるように、「目の上のタンコブを取り払った」、もしくは、「毒にも薬にもなるヤツは不要と判断」ということですかね。

 

他スタッフとの指導方法の相違

前述した現場責任者からの口出しの中には、「他のスタッフの方が困っているから」という言葉も含まれていました。

で、これは本当に他のスタッフが困っているのか?、はたまた現場責任者が取った手段(もしくはウソ)なのか?はわかりませんが、自分と他のスタッフの考え方に差があったことは間違いありません。

ただし、それは「自分の方が上手くて、他が下手」という意味ではなく、あくまでも考え方の違いで、例えば自分は「子どもが上達しないのは100%コーチの指導が悪いから」と考えており、他のコーチはそういう考え方ではないと思われます。

この考え方の違いに対し、どちらが正しいかはわかりませんが、自分の考え方の方がしんどいことは間違いなく、逆にそのために、つまり、上達させるためにレッスンに熱が入りすぎて、ついつい口調が荒くなったりするので、間違っているかもしれません。

しかし長年やってきた中で、その考え方が染み付いており、それでお客さんにも喜んでもらっていると感じているので、これはもう仕方がありません。

で、これが「いきなりクビ」の原因かというと、会社からすれば「仕事は出来るかもしれないけれど、協調性の無いヤツ」という烙印を押されたことにより、他の誰かをクビにするよりも、こっちの方が・・・となったのかもしれませんね。

 

人件費削減のため

ハイ!ここまでお読み頂きありがとうございます!

ついに「いきなりクビ」の真相に近づいて参りました!

ここからは予想と現実を織り交ぜつつ、スイミングスクール及びフィットネスクラブのコロナ禍における実情を、包んで隠してお届けして参ります。

まず、何度も触れているように、自分と会社の間には「雇用関係」ではなく「業務委託」みたいな契約を結んでおり、普通のアルバイトとは違います。

もちろん仕事内容は基本的に同じですが、「1レッスン入ってもらえる金額の違い」が大きく違い、それは倍以上の差があります。

つまり、もし、会社が人件費の削減を考えるなら、(言い方悪くてスマン!)多少レッスンが下手くそでも、安く使えるアルバイトを確保しておいて、逆に、レッスンが上手くてお客さんから評判であったとしても、高くつく自分なんかをクビにするほうが、経営者としては正解なのでしょう。

で、今回のコロナ禍の影響がどれくらいかというと、スイミングスクールに併殺されたフィットネス(割合でいうと逆ですが)の数、つまり大人の人数が半分近くになっており、そのマイナスは、いくら全会員の会費をちょっとだけ値上げしたところで「焼け石に水」状態です。

そこで点と点が線となり、「これが「いきなりクビ」の理由だ!」となったのですが、あくまでも予想にしか過ぎませんので、ウラを取ります。

実は以前、同じ現場で働いていた若いスタッフが、そのまま会社に就職して、現場を管轄する部署にいきました。

その若いスタッフが現場を去るとき、「いつか偉くなって現場に戻ったら、また一緒にやりましょう!」みたいな男臭い約束をして別れましたが、今回の「いきなりクビ」で約束を守れなくなりました。

そこで、その若いスタッフに連絡をして、「スマン、約束を守れなかった」と伝えることにしたのですが・・・、スマン、本当はカマをかけたのだ。

というのは、この若いスタッフは現場を管轄する部署にいるので、自分がクビになることを既に知っていて、今回の件を告げたら「力になれなくてすみません」と返されました。

この瞬間、頭の中で「ということは、これは理由も知っているのでは?」ということになり、悪魔のささやきかの如く、こう言ってみました。

「いや、これだけコロナ禍の影響でマイナスが出ているなら、人件費削減も仕方ないし、それでオレが一番にクビになるのも仕方ないよ」

その話に反論することなく、「いつか現場に戻ったら、必ずニシオカさんを誘います!」と熱いメッセージをくれた彼には大変申し訳ないですが、「ふふふ、やっぱり、まだまだ若いな」と言っておきましょう。(ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!)

(会社の方!、どうか引っ掛かってしまった若い彼を怒るのだけはやめてあげてください、彼には何の罪もなく、悪いのはカマにかけた自分の方ですから!)

もちろん、これも自分が掌で転がされているだけで、本当は別の理由があったのかもしれませんし、ここに挙げたような理由も絡んでいるのかもしれません。

ただ、他にも人件費削減が主な理由だったと思われるのは、これが会社からの命令で、人件費削減でクビにしたことが現場のスタッフに知られることはマイナスに影響すると考えての事で、現場サイドでは本当は言いたかったのであれば、十分納得です。

もちろん、今回の件を聞いた、自分と同じ契約で働くスタッフは「次はワタシかも!」とビクビクしていましたが、あくまでもそれは個人の勝手な想像であり、会社としては言っていないことになるので、それで身を守っているのでしょうね。

 

最後に

というわけで、たぶん、人件費削減が「いきなりクビ」の理由だろうと結論を出しましたが、もちろん、こちらの勝手な想像なので、会社にゴチャゴチャ言われる筋合いはありません。

あと、最初に「マネージャから話がある」というメッセージをもらった後、ネガティブな性格を持つ自分は、ありとあらゆる最悪なことを想定して、「これはもしや、訴えられる?」とまで思っていました。

というのは、このブログはすでに職場にバレており、これまで何度も仕事に対する愚痴を書いてきたので、もちろん直接会社の名前は出していませんが、それでもこんなご時世ですから、情報漏えいだなんだかんだと言われるかもしれません。

なので、訴えられることに比べたらクビになることなんて・・・とはなりませんが、まだマシだったのかもしれませんね。

 

あ、なぜか、こんなモノが・・・

 

でわ、股!!