先日は、石田純一さんのやり方について「なんだかなぁ～」ってな感じで書かせてもらいました。
もちろん個人の勝手な、しかも妄想も含んだ意見であり、何が正義かわからない世の中になってきたことを含めれば、決してダメ！絶対！てなわけではありませんが、それでもイラッとしたことは間違いありません。
そして、同じ芸能人（有名人）であったとしても、全てがイラッとする人ばかりでは当然なくて、逆に「カッコイイ！」と思わせてくれる人もいます。
その名は、所ジョージさん。
コチラの動画はマック堺さんという方とのコラボチャンネルで、このマック酒井さんという方はエアガンの専門家であり、多趣味な所さんと一緒にやられているようです。
で、自分も普通の男の子として銃に興味を持った子ども時代があり、お年玉を貯めてモデルガンを買って自転車に乗ってバンバン撃ちまくるというワケのわからない世界観を構築していたこともあるので、その古き良き青春時代の思い出を振り返りながらマック堺さんのチャンネルに辿り着いたことがあります。
なので、この動画を見つけたときは「この人知ってる！」くらいのノリで見始めて、「単に銃の話をしているだけだろう」とタカを括っていたのですが、中身は銃とはあまり関係のない内容でした。
正直、それほど所さんに詳しいわけではないですが、ＴＶなどで見る限りは「自由奔放」という言葉が服を着て歩いている方であり、それでもＴＶに出続けているということは、「何か成功の秘密があるはず･･･」と思うのは至極自然なことだと思います。
なので、マック堺さんの最初の質問が「成功とは」であるのは納得ですし、所さんがどう答えるかは興味心身でしたが、アッサリと切り返されます。
- 人と比べることに意味はない
- お金はいっぱいあるけれど不幸な人もいる
- お金はないけれど幸せな人もいる
- でかいシャンデリアを成功の証と思う人もいる
- でかいシャンデリアを無駄と思う人もいる
- どっちも成功でいいんじゃないの？
ただ、このへんに関しては自分も共感できる部分として、特に「なるほど～！」とうなることはなかったのですが、次にひと言には、正直ヤラレました。
- 今なんてどーでもよい
- 死んだあと100年後200年後にどう思われるか？のためにやる
これは衝撃を受けましたが、もちろん（？）これでは済みません。
- 1個の事で何か上手くいこうと思うのは図々しい
- 弾数としては1,000も2,000も必要
- 毎日考えて1個引っ掛かれば･･･くらいに気持ちでやるべき
実は以前、千原ジュニアさんの「所さんの脳ある鷹の爪の書く仕方がエグイ！」という話を聞いたことがあって、ＴＶで見る限りは飄々としている感じだけど、実はめちゃくちゃいろんな事に引っ掛かっていて、それを常に頭で考えている人、というのは、こういうことなんでしょうね。
本当に素晴らしい！
そして話は後編に続きます。
前半のラストで「手間をかけた人の方が幸福感を得る」という話になり、そのたとえ話が続きます。
ＴＶ局の入り口にプロデューサーが待っていて「荷物持ちます！」なんて言われるけれど、「ふざけんじゃないよ！オレの手柄を奪うんじゃないよ！」と思う
ちょっと違うかもしれませんが、自分は自分の見つけた仕事を「やります！」っていう若手が嫌いで、よく「俺の仕事を取るな！」と怒ることがあります。（真面目に怒るわけでは･･･）
もちろん相手としては、「上司にそんな仕事をさせてはいけない」という気持ちなんでしょうが、そしたら仕事を奪われた自分はまた別の仕事を見つけないといけないわけで、それだったらその若手が別の仕事を見つけてくれたほうがいいわけで･･･、いや確かにめんどくさいヤツですし、所さんが仰るようにケチなんでしょうね。
そしてフィニッシュはコチラです。
- 何でもやる人が凄い人
- 大人なんだからこそ小学生っぽいことをやるほうが面白い
- 10年かけて土日だけマックでバイトしてポルシェ（300万円）を買うのが面白い
こういうのって、歳を重ねれば重ねるほど「いい歳して･･･」的な世間の目が怖くて出来ないことが多いのですが、だからこそ面白いのでは？という考え方なんでしょうね。
もちろん、人の気持ちを思いやることとか冠婚葬祭では大人の振る舞いが出来ることが大前提であり、いつまでもガキのままで行け！というわけではありません。
ただ、こういうのが「真面目にふざける」ということで、所さんが長年ＴＶで活躍するのが、ちょっとだけわかった気がします。
というわけで、所ジョージさんはカッコイイ！の話でした。
でわ、股！！
