もしかすると、これを読んで下さっているアナタが新入社員で・・・
もしかすると、思っていたのとちょっと違うと感じていて・・・
もしかすると、もうすでに会社を辞めたいと思っていたりして・・・
そんなアナタに、「組織には役割分担ってのがあってね?」というお話です。
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TVに保田圭さんが出演されていました
先日、嫁さんと晩ゴハンを食べながらTVを観ていると、保田圭さんが出演されていました。
番組は「冷凍食品総選挙」なる内容で、保田圭さんの役どころは、「王将が大好きという保田さんに、王将の店内でホンモノと偽って出した冷凍食品を食べてもらって、それが冷凍食品と気が付くか?」というものでした。
このくだりがヤラセかどうかは別として、番組の狙いとしては「王将好きを名乗る保田さんが食べても、ホンモノが冷凍食品か見分けが付かない!」というのをアピールするために行っていますから、当然、保田さんは「えっ?冷凍食品?ホンモノですよね?」というやり取りをされて(演じて?)おられました。
王将好きタレントとしてはマイナス?
で、それを観ながら思ったのは、この役どころって損というか嫌な役回りで、「王将好き」をアピールしているタレントとしては、ホンモノか?冷凍食品か?を言い当てなければならないのですが、番組の趣旨としては、まんまと騙されることが求められます。
もちろん番組の趣旨を理解してオファーを受けているでしょうから、保田さんはまんまと騙されるほうを選んだわけですが、「王将好きのタレント」という部分だけを考えると、マイナスとなるのではないでしょうか?
って、考えすぎですかね?
これを大物タレントにはさせられない
ただ、これと同じ事を大物タレントにさせられるか?となると、無理では?と思ったのです。
この、ちょっと損な役どころを出来るのは、(保田さんには申し訳ないですが)大物ではないタレントであり、その役どころを十分理解したうえで、仕事を断らない人だけでしょう。
つまり、いくら大物タレントが必要だといっても、こういうタレントさんがいないと、番組として成り立たないのでは?と思うわけです。
いろんなタレントがいるから番組が成り立つ
例えばこの日、番組には他にもタレントが出演していましたが、その多くはコメンテイターとしてスタジオで座っていて、損な役どころではありませんでした。
ランキング形式で取り上げられる冷凍食品に対し、あーだこーだとコメントをするのですが、それがこの人たちの仕事であり、よほどヘンテコなコメントをしない限り、タレントとしてのイメージがダウンすることはないでしょう。
しかし、この人たちが保田圭さんの代わりを勤められるか?となった場合、もちろん「俺はヤルぜ!」というタレントさんもいるでしょうが、番組を成り立たせることを考えた場合、出来たとしてもやってはいけないですし、「イメージが・・・」と、やらない人もいるでしょう。
会社にもいろんな人が必要でね
さて、この番組におけるタレントさんの役割を、会社における役割と置き換えた場合、保田圭さんみたいに損な役どころをやらないといけない人が必要となるのです。
もちろん、新入社員として会社に入ってバリバリ活躍するぞ!と思っている人にとっては、「俺がやりたかったことと違う・・・」と思うことがあるでしょうが、会社という組織の中で、みんながみんなオイシイ仕事やカッコイイ仕事に携われるわけじゃないのです。
もちろん嫌なら辞めちゃいましょう!
さて、こんなことを書いているワタクシも、会社に対して嫌気がさして辞めちゃった人間です。なので、決して「会社を辞めない方がイイですよ!」なんて言うつもりはありません。
ただ、組織にはいろんなタイプの人間が必要だということは、知っておいて損はないでしょうし、それを知る目的で組織の中から人間観察をするのは、なかなか楽しいものです。(自分だけ?)
というわけで保田圭さんゴメンナサイ
なんだか保田圭さんのことを悪くいう記事になってしまったかもしれませんが、彼女は彼女で立派に役割を果たされていました。
というのも、彼女の姿をみて、この記事を書く気になったわけですから、たとえ大物タレントではなくても、ちゃんと爪跡を残したのでしょうね。
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