長年スイミングスクールのコーチの仕事をしていると、お客さん(保護者)は、最終的には「上手くなるかどうか?」を求めていると思っています。
もちろん最初は「子どもが楽しむこと」や「健康であること」を望んでいて、今もそういう保護者の方はおられると思いますが、たぶん少数で、いつしか「楽しい」とか「健康」でよかったのが、それらは当たり前になり、そのうち欲が生まれ、さらに他の子どもと比べるようになったりして…、じゃないかな?と思っています。
それが正しいかどうかは別として、その考え方を持つ自分としては、とにかくどうすれば上手くなるか(合格するか)を考えて、ひたすら無駄な時間が生まれないように、必死になって泳がせて、正しい泳ぎ方を教えています。
ただ、たまに熱くなり過ぎて、やり過ぎて、失敗してしまうことがあります。
自分の中では「上手くなる(合格する)ためには必要なこと」と正当化していますが、殺気立った雰囲気を感じた子どもは引いてしまい、確かに練習は捗るのですが、『楽しい』なんてどこかに吹き飛んでいます。
なので、TKG。
卵かけ御飯ではなく、てきとーにがんばります。
というわけで、行ってきます。
でわ、股!!