46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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憂鬱な進級テスト期間を乗り切る唯一の方法のハナシ

スイミングスクールで子どもに水泳を教える仕事を、もう30年ほどやっていますが、進級テストの期間は憂鬱です。

以前、会社勤めをしているときは、会議やら研修といった、「それ以上に憂鬱なこと」があったので、進級テストが一番憂鬱とはなりませんでしたが、会社を辞めた今は、憂鬱です。

何が憂鬱といえば、とにかく子どもに「不合格」を伝えることで、基本的には甘めの判断基準で、時には「片目を瞑る」どころか「両目を瞑る」こともあるのですが、それでも毎回全員合格というわけには行かず、子どもに不合格を伝える場面が生まれます。

 

子どもに不合格を伝えたときの反応は様々で、平気な顔をしている場合もあれば、その場で泣き崩れたり、「イヤダー!」と癇癪を起こしたり、あと平気な顔をしていた子どもが、保護者の顔を見たとたんに号泣とか…とにかくグサグサ刺さります。

もちろん保護者も同様で、我が子が不合格だった場合、ショックを受けておられるのでしょうが、さすがに大人ですから、泣き崩れることも、「ナンデー!」と癇癪を起こすこともありません。

ただ、安くない月謝を払い、毎週送り迎えまでして、出た結果が「不合格」となると、そりぁあショックでしょう。

 

そして、そうやって書いている自分も、不合格者が出るのが嫌です。

これは「子どもが泣くから」とか、「保護者がショックを受けるから」ではなく、単純に「パーフェクトな仕事が出来なかったから」であり、指導者としての能力が足りないことを嘆くからです。

 

それらの全て、「子ども」も「保護者」も「コーチ」も全てが、不合格でも納得、はしないけれど、仕方がないと諦めれるのは、ただひとつ、「出来る限りのことはした!」という感覚です。

もちろん、強引にも、強制もせず、いま出来ることを出来る範囲でやるだけなのですが、圧倒的な回数、ひたすら泳ぐ、とにかく泳ぐ、遊び時間などもってのほか、何度も何度も繰り返します。

それを毎週行って、やっと「出来る限りのことはした!」という感覚が生まれ、進級テストで不合格だったとしても、「これだけやってくれた(もしくは、やった)」と思えると、信じています。

 

というわけで、憂鬱な仕事に行ってきます。

 

でわ、股!!