46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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飲み屋で相手にバレないようにお会計を済ませる合戦のハナシ

以前、まだ会社勤めをしていた頃、よく飲みに行ってました。

といっても安く飲める居酒屋が主戦場で、会社の金で北新地などのオネーチャンのいるお店なんかには行きません。(行ったことはありますが・・・)

で、相手は会社の人がほとんどで、同じ現場で働く部下か、お世話になった上司です。

特にそういう決まりがあるわけではないですが、お世話になった上司と行った場合ほとんどは奢ってもらえるので、部下と飲みに行くときは奢るようにしていました。

もちろん、払える範囲でですが・・・

 

さて、この『奢る』という行為は、よく会計のときに、上司の「じゃ、ここは俺が出しておく」みたいなセリフから、部下(自分)の「え~、いや~申し訳ないですよ~」という流れになり、さらに「いやいや、いーからいーから」で「あざっす!」みたいな会話が繰り広げられますが、一番お世話になっていた上司と飲みに行くと、いつの間にか会計が済まされていることが多々ありました。

もちろん自分が酔っ払って会計のタイミングを見逃していて、さらに言えば「どうせ奢ってもらえるから・・・」みたいな感覚もあったことは事実です。

しかし、そのさりげなさに「カッコイイ!」と思うようになり、「俺も部下にやってみたい!」から「そのテクニックを盗もう!」ということになりました。

で、あっさりタネ明かしをすると、飲みも終盤になって、いつ店を出てもおかしくなった状態で、相手(自分)がトイレに行った隙に会計を済ませてしまい、その後トイレから返ってきた相手(自分)に、「じゃあ、出ようか」という流れに持っていき、そのまま店を出て、「あれ?お会計は?」と自分が言ったところで、ミッションコンプリートです。

で、その技を盗んだ自分が部下にやってみると、これが簡単なようでなかなか難しく、相手(部下)がトイレに行っている間に素早く会計を済ませなくてバレてしまったり、上手く会計を済ませても相手(部下)が「もうちょっと飲みましょうよ~」と言い出して困ったり、そんな失敗は何度かしましたが、それでもモノにしました。

 

そして、その『さりげなく奢るテクニック』を手にした自分が、師匠である上司に技を試す日が来ました。

つまり、いつもは奢ってもらっている自分が、相手(上司)にバレないように会計を済ませることが出来れば、上司から免許皆伝の許しを得たと判断してもいいのでは?ということです。

そこで、いつもより多めに相手(上司)にお酒を勧め、いつもよりトイレへの道を近くして、飲みの終盤に技を繰り出して・・・見事大成功!しました。

もちろん財布には優しくないですが、それ以上にテクニックを習得したことに満足です。

 

さて、問題はここからです。

互いに『さりげなく奢るテクニック』を持った者同士が飲みに行くと、「飲みの終盤にトイレに行くこと=死」を意味するので、トイレを我慢することになります。

もちろん酔っ払っているときはトイレが近くなるので、結局は我慢できずにトイレに行くのですが、出来るだけ早く用を済ませて席に戻り、相手のチャンスを潰して・・・

 

なんていうことをやっていた、というお話でした。

 

でわ、股!!