46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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日本の未来は明るい!かも?のハナシ

週に2回の仕事に向うため、電車に乗っていました。

朝6時に起床して電車に乗って2時間ほど揺られて行くのですが、職場の最寄り駅には私学の小学校があり、多くの小学生と一緒に降りることになります。

で、その日は電車の席の一番端っこに座り、対面の席には兄弟(姉弟)と思われる小学生が座っていて、お姉ちゃんが高学年、弟くんが低学年と思われます。

といっても顔見知りでもなんでもなく、特に興味もないので『視界に入る』程度だったのですが、その小学生が座っている席の端っこに異変を感じて目が離せなくなりました。

というのは電車の座席の端っこの床の部分、つまり、扉との間のところに水溜りが出来ているのを発見し、その出元がどうやら座席の下辺りからで、これがどうして起こっているのか?雨も降っていないのに?何が原因なの?機械の故障?と気になって、たぶん目を見開いていました。

で、そんな自分に気が付いたお姉ちゃんがこちらを見て、その目線の先に水溜りを発見してちょっと体をズラした瞬間、座席の上で横になっている水筒を見て「そこから漏れているのでは?」と思ったらお姉ちゃんも同じことを思ったらしく、すぐに水筒の蓋を確認して、それで原因は判明しました。

しかし、当然ながら座席の一部は濡れており、床の一部には水溜りが出来ているので、それを姉弟二人が共同作業でハンカチで拭いたりティッシュを出したりするのを眺めていたら、お姉ちゃんの方が「すいません、ありがとうございます」とちゃんとお礼を言われました。

いやいや、おっさんとしては、単に「なんじゃこりゃ?」と不可思議な現象を楽しんでいただけで、その作業を手伝うことも無いから決して助けたつもりはないので、逆に申し訳ない・・・

そのうち降りる駅が近づき、さらに「駅員に報告しに行きます」と言うので、ここまで来たら『乗りかかった船』だと判断し、お姉ちゃんが駅員さんに説明するのを距離を置いて見守り、駅員さんが変な対応をしたら応援しようかと思っていたのですが、ちゃんと伝わったみたいでミッション完了。

それに気付いたお姉ちゃんから再度お礼を伝えられましたが、もうそんなのトンデモナイ!というところで、この話は終わります。

その後、職場まで歩く数分間、世の中若者による凶行などがニュースで明るみになりますが、こういう「ちょっとした良い話」があんまりニュースになることはなくて、けれど、きっと、たくさん起こっているんだろうなぁ~なんて思いつつ、これで「日本の未来は明るい!」なんて言えるほどではないですが、そんな気持ちにさせてくれただけでも、よかったです。

ホント、ありがとね。

 

でわ、股!!