決して「警鐘を鳴らす!」みたいな小難しい話ではなく、「へぇ〜」くらいの内容なので、お気軽にお読みください。
朝、電車に乗りました。
通勤に通学お出かけと、割と混雑した電車内に、明らかに小学生と思われる制服を着た子どもが2人乗っています。
片方の男の子は折り紙をしていて、最初はパクパク(クチみたいなやつ)を作っているのかな?と思ったら完成したのは鶴で、その手にある、何度も折られたであろう折り紙を見て、「コイツ!やるなぁ〜」と思っていました。
もう片方の女の子はタブレットに夢中で、男の子が折る鶴に何の興味も持たずに、タブレットの画面に穴が空くのでは?という感じで、凝視しています。
で、それを見た自分は、「最近の小学生はタブレットを持ち歩くようになったんだなぁ〜」と思うのと同時に、「でも、昔ながらの折り紙をする小学生もいるんだなぁ〜」みたいなことを思っていたのです。
しかし、実は違いました。
気がついたのは男の子が折り鶴を完成させたとき、タブレットを凝視していた女の子が「ハイOK」と言いながら画面に手をやりタブレットを操作し始めました。
そして今度は2人で、いや気になった自分もチラ見しましたから正確には3人で、画面を見てみると、そこには折り紙で鶴を完成させていく男の子の手元が映っていて、画面の隅っこには、隣で様子を伺っている自分の下半身(丸出しではない)も映っているじゃないですか!
そうです。
2人は折り紙で鶴を完成させる工程を撮影していて、決して別々の行動をしていたわけではありませんでした。
その動画を何に使うのか?何のために撮影していたのか?理由は全くわかりませんが、なんとなく「最近の小学生はタブレットが使えるなんて、進んでいるなぁ〜」と思っていた自分の考えを、遥かに飛び越えてしまいました。
そうこうしているうちに駅に到着し、彼らも同じ駅で降りるようですが、テキパキとタブレットをカバンにしまい込み、さも当たり前のように去っていきました。
もちろん自分が知らないだけで、最近の小学生はこんな感じなのかもしれませんが、いろんな意味で「未来はどうなるんだろう?」みたいなことを考えさせられました。
というお話を、タブレットを買ったことがないオジサンが、羨ましさ半分妬み半分で、書いてみました。
でわ、股!!