46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

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スイミングスクールのコーチの子どもを見抜く力のハナシ

たまたま、このような記事を読みました。

「うちの子は発達障害じゃない!」支援学級への転学を拒否したママ友を変えた先生の言葉

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00010002-fanfun-life

簡単にいうと、我が子の発達障害をお母さんが認められなくて苦悩する。ってな感じの内容で、かなり共感できる内容でした。

というのは、これを読んでいる自分はスイミングスクールで長年コーチの仕事をしていて、数多くの子どもと触れあってきました。

この「数多く」がどれくらいかというと、スイミングスクールというのは、だいたい1時間で子どもが入れ替わるシステムなので、1クラス10人担当するとして、週5日で1日4時間としても、ざっと200人と触れあっている計算になり、さらに月が変われば担当する子どもも変わって、しかも転勤なんかもあったりして…という感じです。

で、そうやって数多くの子どもと触れあっていると、「この子はちょっと違う?」と思う子どもと巡り合うことがあります。

もちろん、自分はただのコーチで専門的な資格を持っているわけじゃなく、特別な勉強をしているわけでもありません。

ただ、それだけ多くの子どもを見てきたので、ある程度は子どもを見抜く能力が備わっており、というか、それが出来ないと、初めてレッスンする子どもに対応出来ないので、子どものちょっとした行動などから、判断出来るようになっています。

しかし、レッスン時の様子などから判断して、「アレ?」と思う子どもがいたとしても、なかなか保護者に確認することはできません。

もちろん、入会する際に申請してくれている場合は別ですが、保護者がそう思っていない場合や申請されていない場合、伝えるべきか?は、大変悩みます。

これまでの経験でいうと、知的障害を持つ子どもの保護者がレッスンを見て、我が子の行動が他の子どもと違うことに気がつき、そこから病院で調べたりして知的障害が判明し、その後、相談を受けることもありますが、あまり多くはありません。

最初に紹介した記事のように、小学校などであれば特別なクラスが用意されていますが、そういうクラスのないスイミングスクールの場合、他の子どもと一緒にレッスンを受けることになるので、集団行動が取れなかったり、じっと待つのが苦手だったりすると、かなりの苦痛になるはずです。

それを見て、保護者の方が気がついてもらえれば助かるのですが、それを認めたくない気持ちもわからなくはないですし…

というわけで、何も答えは出ていないのですが、ただただ難しいなぁ〜と思ったので、書いてみました。

 

でわ、股!!