自分には子どもがいません。
いや、一度嫁さんのお腹に宿った命をカウントするのであれば、正確には「いた」になるのですが、その命はお腹の中で萎んで終わりを告げたので、今は、いません。
なので、子どもを持つ親の「本当の」気持ちはわかりません。
若くてまだ経験の浅い頃、スイミングスクールでコーチの仕事でミスをして、担当する子どもの保護者から「子どもがいないって?じゃあ親の気持ちなんてわからないでしょ!?」と詰められたこともあります。
だからこそ、子どもがいないからこそ、子どもの心理を勉強して、本当の親以上に子どものことがわかるように努力をしてきたつもりです。
が、それもやっぱりスイミングスクールの中だけの話で、本当に親の気持ちは理解出来ていないのでしょう。
なので、先日川崎市で起きた死傷事故を知った、子どもを持つ親がどう思っているのか?もわかりません。
もちろん、何となく想像はできますし、何となくは理解できるのですが、それは「何となくレベル」であり、たぶん自分の想像を越えるのでしょう。
きっと、犠牲になった子どもたちの親と同じように、昨日までは「日本って安全だから~」と思っていたはずが、めちゃめちゃ心配になっているだろうし、何が出来るか考えるけれど、現実には何もできなくてどうしよう・・・みたいになっているのではないか?なんてことは思うのですが、きっと、それ以上なのでしょう。
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繰り返しとなりますが、自分には子どもがいません。
なので、子どもを持つ親の「本当の」気持ちはわかりません。
しかし、嫁さんがいます。
自分は会社を辞めて家に居ますが、嫁さんは会社勤めをしているので、朝から出勤します。
しかし、昨日の事件を見て、「もしかすると・・・」と思うけれど、会社まで付いていくわけにもいかず、何もできません。
なので、とりあえず見送りました。
玄関からエレベーターに乗るまで、そしてベランダに出て、角を曲がって見えなくなるまで、見送りました。
何の安全策にもなりませんし、もし、本当に嫁さんが事故や事件に巻き込まれたら、それでも「何で付いて行かなかった・・・」と後悔するするでしょう。
ただ、普段はやらないことをすることで、少しでも・・・という感じです。
嫁さんが帰宅するのは、約10時間後。
それまで、ちゃんとはわからないけれど、子どもを持つ親の気持ちになりながら、嫁さんの帰りを待ちたいと思います。
でわ、股!!
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