46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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子どもはいないけれど子どものことを知っているハナシ

どうも、マスクド・ニシオカです。

読者登録させていただいている、ブログの先人でありブログ界の偉人でもあるフミコフミオ氏が、このような記事を書かれました。

delete-all.hatenablog.com

詳しくは読んで頂くとして、タイトルから想像できるように「子どもを持たない大人」の話です。読ませていただいて、自分も同じ境遇であり、しかも子どもに関わる仕事を長くしていたということ、そして一番大きな乗っかりたい!あやかりたい!というゲス根性丸出しで、思ったことを書かせていただきます。

 

3歳からスイミングスクールに通うようになってそのまま水泳を続けて大人になって、一度は料理人としてイタリアンレストランに就職しますが、見事にケツを割って子どもの頃から慣れ親しんだ水泳を教える側になり、そこから28年ほどスイミングスクールでコーチの仕事をしていました。

そのコーチの仕事をしているときに生徒(お客さん)である女性と出会い、そのまま結婚して数年後には嫁さんのお腹に新しい生命が宿りました。しかし、赤ちゃんは育つことを止めてお腹の中でしぼんでいき、自分と嫁さんの前に現れることはありませんでした。

 

スイミングスクールでコーチの仕事をしているとき、主なお客さんは子どもとその保護者でした。19歳で働き始めた頃は親の経験がなくても別に構いませんでした。でもそれはまだ若かったからで、時間を重ねるにつれ、お客さんである保護者から親の経験を良くも悪くも言われる(問われる)ようになりました。

良い方は「子育ての経験がないのに子どもの扱いが上手いねぇ」と言われ、悪い方は「子育ての経験がないのに親の気持ちがわかるの?」と問われることです。

子どもを失う経験はしたけれど、子どもを育てた経験はありません。なのでそう問われたときに何も言い返せません。ただ普通の親よりも多くの子どもと接してきた、という自負はありましたが、どうせ火に油を注ぐだけだろうと思いとどまってきました。

それからさらに経験を積み、「子育ての経験がないくせに・・・」とか「親の気持ちがわかるの?」などと言われないよう努力をしました。親以上に子どものことを考え、考えたことを試して失敗を繰り返しながら信頼を得て、それなりに感謝されるようにはなりました。

でも、もちろんそれで親になれるわけではなく、あくまでも水泳指導者としての経験が豊富なだけです。自分には子どもがいなくて、子育ての経験がなく、親を名乗ることはできませんが、普通の親以上に子どものことをわかっている、ということだけが残りました。

 

もし自分がフミコフミオ氏と同じように、友人から「子供は東大か京大へ行かせるつもりだ」と聞かされたらどう答えるだろうか?と考えてみると、「いいねぇ!がんばれよ!応援するよ!」と1ミリも思っていないことを口にするよりも、氏と同じように「言うのはタダ」と笑い飛ばすほうが優しいのかもしれません。わからないですが・・・

ただ、自分ならきっと「子どもは親の思うとおりになんてならない」とだけ伝えるかな~と。

その証拠に、両親が思うような子どもに、自分は育っていないですからね。

 

お父さんお母さん。

会社を辞めたこと、まだ黙っていてごめんなさい。

でも、ボクは元気です。

 

でわ、股!!

 

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