いやぁ~、困りました。
何が?って、このニュースですよ。
柴山昌彦文部科学相は21日の閣議後会見で、日本人名のローマ字表記を「姓―名」の順にするよう都道府県などへ近く通知することを明らかにした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000074-mai-soci
例えば、プロレス界で「新格闘王」の異名を持つ前田日明の場合、ローマ字表記だと「akira maeda」と表記するのを、今後は「maeda akira」とするわけです。
これに対し、日常生活の上では何にも困らないのですが、スイミングスクールでコーチの仕事をしている自分としては、「死活問題」とは言い過ぎですが、それくらい困ったことになるのです。
は?スイミングスクール?何の関係が?と思われた方、読み進めればきっとスッキリする。かもね・・・。
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先輩コーチから受け継いだ技
スイミングスクールのコーチの仕事として、「出欠確認」というものがあります。
何か大変な仕事のように書いていますが、レッスン前に子どもの名前を呼んで、名簿とチェックするだけの、誰でも出来る簡単なお仕事です。
ただ、「誰でも出来る簡単な仕事」であるからこそ、変化をつける必要があります。
それは流れ作業になることを避けるため、さらに子どもの意識を集中させるため、いつも(普通)のパターンとは違う、ちょっと面白い名前の呼び方をすることがあります。
アキラ~ マ↓エ↑ダ↓(英語っぽく発音)
(あ、「ケイスケ ホンダ」の方が伝わりやすかったか・・・)
ただ単に子どもの名前を英語っぽく呼ぶだけで、これで子どもが爆笑することはないのですが、いつもと違う何かがあることで、子どもが集中して気持ちを引き締めてくれると思っています。
これは自分の先輩コーチがよくやっていた技で、自分以外にもその先輩コーチの教えを受けたコーチ(ある意味兄弟弟子)がやっていて、ちょっとした伝統芸だと思っています。
これが出来なくなる?
いや、結論からいうと出来ます。
日本国内で「人名のローマ字表記を変えよう!」という動きがあったとしても、海外では今までどおり「名、姓」順であり、マイケル ジャクソンはジャクソン マイケルにはならないし、ジャイケル マクソンにもなりません。
なので、今まで通り「アキラ~ マエダ」でいいのですが、中には賢いお子様もいて、「先日、このようなニュースがありましたが・・・」と言い出したりするので、やりにくいなぁ~と思うのは、考えすぎでしょうか。
ということで、困っております。
海外で通用するならいいけれど・・・
自分が無知なだけで本当は違っていたら、ごめんなさい。
でも、海外って逆なんでしょ?
そのルールが変わって、人類共通で「姓、名」となるのであればいいのですが、もし何かの拍子で海外旅行に行ったりしたら、やっぱり「名、姓」で書かないといけないのでしょ?
う~~ん、めんどくさい・・・
アントニオ猪木はアントニオ猪木
というわけで、一丁噛みしてみましたが、これが限界です。
しかし、最初にこのニュースを見て、「アントニオ猪木はどこでもアントニオ猪木だよな?」(本名は猪木寛至)。「じゃあ、マスクド・ニシオカも、海外でも日本でも同じということで・・・」くらいのことしか思い浮かばなかったので、それに比べれば無事着陸できたので、これでよし!とします。
でわ、股!!
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