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「子どもになってほしくない職業」の1位がYouTuberなことに思うハナシ

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どうも、マスクド・ニシオカです。

少し前のニュースですが「30歳以上の親世代が子どもに将来なってほしくない職業」のアンケート結果が、YouTuberがぶっちぎりの1位になったというのを見ました。

nikkan-spa.jp

【質問】30歳以上の親世代が子どもに将来なってほしくない職業
1位 YouTuber…59%
2位 営業マン…11%
3位 ゲームクリエイター…8%
4位 スポーツ選手…7%
5位 公務員…7%

2位の営業マンに対し48ポイントの差を付け、文字通りぶっちぎりでYouTuberが選ばれています。

で、そう答えた親たちが、なぜそう答えたのかも聞かれています。

「趣味ですることで仕事としては安定性がないから」(32歳・専業主婦)
「安定してない。馬鹿なイメージ。今だけの職業」(32歳・専業主婦)
「子どもはネットに顔を出してほしくないから」(36歳・専業主婦)
「 ネットに動画を流すだけで楽して稼げるなら、何でもアリになるのは悲しいです」(32歳・専業主婦)
「人気が出れば良いが、そんな人はわずか一握り。人気がないと、視聴回数のために馬鹿な動画をアップしそうだから」(36歳・専業主婦)
「安定していない。自分勝手で、自分が大好きな変な人と思われそう」(44歳・パート・アルバイト)

「一生続けていける仕事ではないから」(32歳・会社員)
「安定しないこと、再生回数を増やすことに夢中になって、物事の判断が鈍ってしまう可能性があることが心配です」(34歳・会社員)
「パソコンに向かってばかりの仕事をしてほしくないから」(36歳・公務員)
「もう少し現実味のある、出来たら誰かの為になるような仕事をしてほしい」(31歳・男性)

自分には子どもがいませんから、親としての意見や感情を述べることはできませんが、親のとしては子どもに苦労をさせたくないし、安定して長生きして欲しいでのが親心でしょうから、なんだかワケのわからない職業に対して危機感を募らせるのは自然なことだと思います。

で、それは十分理解した上なのですが、「なぜ子どもたちはYouTuberになりたいと思うのか?」ということは考えないの?と思ったりするのです。

 

中学生がなりたい職業の3位

【男子中学生に質問】将来なりたい職業は?
1位 ITエンジニア・プログラマー
2位 ゲームクリエイター
3位 YouTuber
4位 プロスポーツ選手
5位 エンジニア

これは同じSPA!の記事内にある、ソニー生命が発表した日本全国の男子中学生100人に聞いた「将来なりたい職業を」のアンケート結果です。

これだけ何か言うのは危険ですが、YouTuberが子どもにとって憧れの職業になっていることは間違いないでしょう。

 

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子どもの一番身近な大人は親なのでは?

一応スイミングスクールでコーチを長くしてきたので、それなりに子どもに接する仕事をしてきました。

そこで強く感じるのは、当たり前なのですが「子どもは親を見ている」ということです。

子どもにとって親が一番身近な大人ですから、その背中を見て育つのは当然で、良くも悪くも真似して成長するのが子どもでしょう。

その親を見た子どもが判断して、出した答えがYouTuberというのであれば、その要因は親にあると思ってもおかしくないのでは?と思うのです。

  • 仕事が忙しいから帰宅が遅くなって、休日も仕事で家にいないお父さん
  • 家事と育児に追われて自由な時間がなくて、イライラするばかりのお母さん

もし子どもがそんな背中を見て育っているのならば、「そうなりたくない!」と思うのが当然でしょう。

それに「親になったときに子どもに同じ経験をさせたくない」と思うのも自然なことであり、ならば会社に使われることのない、自分のアイデアで稼げるYouTuberに憧れることは自然な流れではないでしょうか?

極論で飛躍しすぎでしょうかね?

 

親の気持ちはわかりますが・・・

こうやって書くと、親に対して反論というかダメ出しをしているようになりますが、決してそうではなくて、子どもがYouTuberに憧れるのは、身から出た錆と書くと怒られるかもしれませんが、時代の流れもあいまって仕方のないことですから、もう諦めてしまって、逆に一歩踏み込んでYouTuberの世界を知る努力をしてみるとか、そっちの方がいいような気がします。

www.youtube.com

この動画を見て、親がどう思うか意見は分かれると思いますが、一応貼っておきます。

 

僕の仕事は YouTube

僕の仕事は YouTube

 
400万人に愛される YouTuberのつくり方

400万人に愛される YouTuberのつくり方

 

 

アホは吉本へ!の時代もあった

昭和40年代生まれの方なら理解してもらえると思うのですが、関西で頭の悪いけれどひょうきんな子どもは、「お前はアホやから吉本行ったら?」と揶揄されることが平気でありました。

あれから長い時間が経過し、いまや吉本は有名大学を出ていないと入れない会社であり、お笑い芸人が女優さんと結婚する時代です。

そんな時代が来ると、その当時の親は思っていませんでしたからね。

 

どんな時代が来るか?誰にもわからない

日本でYouTuerが有名になってきたのは2010年頃でしょうか?

ほんの8年前までは、子どもの憧れる職業にランクインしていませんし、その存在ですら知られていないほどです。

となるとこれから同じ8年後には、YouTuberではない職業が、子どものなりたい職業に選ばれているかもしれないのです。(具体的には全然わかりませんが・・・)

逆に考えると、10年後くらいにはYouTuberが当たり前の職業に・・・と書いたものの、さすがに無理かなぁ

 

アナタの子どもがYouTuberになりたいと言ったら・・・

今回紹介した(というかパクらせてもらった)SRA!の記事では、最後にこう締めくくられています。

親がいくら忌み嫌っても、未来をつくるのは今の子供たち。仮に子どもがYouTuberになると言い出したら、あなたはどうするだろうか。

最初にも書きましたが、自分には子どもがいないので、この質問に対して答える権利がありません。「親じゃないからここまで書ける」と言われればそれまです。

なので、仮に自分に子どもがいたとして「YouTuberになりたい」と言われたら?しか答えられませんが、それが子どもの出した答えなら、見守るしかないと思います。

だってっての上にってると書くのですからね。

 

 

でわ、股!!

 

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