どうも、マスクド・ニシオカです。
唐突ですが、YouTubeの収益化に関する発表がありました。
2018 年 1 月 18 日、YouTube は YouTube パートナー プログラムの新しい資格要件を発表しました。チャンネルの過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間、チャンネル登録者が 1,000 人に到達すると、このプログラムに参加できるかどうかが審査されます。詳しくは YouTube クリエイター ブログをご覧ください。
https://support.google.com/youtube/answer/72857?hl=ja&ref_topic=7071317
つまり、これからYouTueに動画を上げて収益を得ようとするには、過去12ヶ月で総再生時間4,000時間と、チャンネル登録者が1,000人に達しないと審査を受けることすらできず、さらに現在収益化されているチャンネルも条件に満たない場合は、収益化できなくなるということです。
これを見た多くの、自分のように弱小ユーチューバーなくせに「あわよくば小遣い稼ぎが!?」と考えている人は、さぞ嘆いたことでしょう。それくらい過去12ヶ月間の総再生時間4,000時間とチャンネル登録者1,000人はどちらも高い壁です。(自分にとっては・・・)
そこでどういう経緯でこうなったのか?を知るために、リンク先に書かれている英文を翻訳サイトで訳してみました。
ただ翻訳サイトに放り込んだだけですので、誤訳については予めご了承ください。
YouTube クリエイター ブログの和訳
2017年はYouTubeコミュニティプログラムやYouTubeパートナープログラム(YPP)を通じて広告から得た収益に影響を及ぼすいくつかの問題を抱え、多くの方々にとって厳しい1年となりました。 そのような問題にもかかわらず、これまで以上に多くのクリエイターがYouTubeで生活しており、チャンネル数は前年比で40%以上増加しています。 2018年には、YouTubeのすべての人に重点を置くことで、クリエイターのエコシステムが保護され、収益がより安定しています。
スーザン氏は12月に言及したように、2017年にコミュニティに影響を与えた問題に対処するために変更を加えているため、悪い俳優がYouTubeで生活している世界中の創造性の高い創造者を傷つけることはありません。 その努力の大きな部分は、スパマー、偽装者、その他の悪い俳優たちが私たちの生態系を傷つけたり、あなたを利用したりすることはできません。
2017年の4月には、YPPの資格要件として10,000の生涯のビューを設定しました。 その閾値は、チャネルがコミュニティのガイドラインとポリシーに従っているかどうかを判断するための詳細情報を提供していましたが、過去数ヶ月にわたって、より高い基準が必要であることは明らかです。
今日から、過去12ヶ月以内に1,000時間のウォッチイン時間で4000時間の収益受け取りの要件を変更しています。 徹底的な分析とあなたのようなクリエイターとの会話の後、これらの新しいしきい値に到達しました。 コミュニティに積極的に貢献し、広告収益を増やす(悪い俳優から離れた)クリエイターを特定する能力を大幅に向上させることができます。 これらのより高い基準は、不適切な動画が収益化されることを防止し、誰にとっても収益を傷つけるのに役立ちます。
2018年2月20日には、30日間の猶予期間を考慮して、プラットフォーム上の既存のチャネルにこのしきい値を実装します。 その日には、1000人未満の視聴者や4000時間以上の視聴者がいるチャンネルはYouTubeで収益を得ることができなくなります。 1,000人分の睡眠時間と4000時間の就寝時間に達すると、厳格な基準に基づいて自動的に再評価され、当社の方針を遵守するようになります。 新しいチャンネルを申請する必要があり、申請はこれらのマイルストーンに当たった時点で評価されます。
これらの変更はかなりの数のチャネルに影響を及ぼしますが、被害者の99%が前年に100ドル以下、90%は先月2.50ドル以下でした。 この基準を満たさなくなったチャンネルには、AdSenseのポリシーに基づいて既に獲得した収益が支払われます。 慎重に検討した結果、これらはコミュニティを保護するために必要な妥協であると考えています。
もちろん、サイズのみではチャネルが収益受け取りに適しているかどうかを判断するには不十分なので、コミュニティストライキ、スパム、その他の悪用フラグなどの信号を引き続き使用して、クリエイターコミュニティを悪い俳優から保護しています。 YouTubeのプラットフォームを濫用から守り続けるため、YouTubeのコミュニティガイドライン、収益化の基本とポリシー、利用規約、Google AdSenseのプログラムポリシーに違反するとYouTubeから削除される可能性があるため、 パートナープログラム
このような変化は、大きくても異種の小さなチャネルグループの潜在的な虐待に取り組む一方で、単一の大きなチャネルの悪い行為もコミュニティに影響を与え、広告主様がYouTubeをどのように見ているかを知っています。 数か月後にはクリエイターとの会話を予定していますので、あなたの考えやアイデアを聞くことができます。
YouTubeの重要な価値の1つは、誰もが繁栄しているチャンネルから収益を得る機会を提供することです。私たちのポリシーは時間の経過とともに進化しますが、その価値へのコミットメントは変わりません。 この変更をさらに詳しく知りたい場合や、この新しい4000時間/ 1,000人の新しいしきい値にまだ達していない場合は、クリエイターアカデミー、ヘルプセンター、クリエイターサイトのすべてのリソースを引き続き活用してチャンネルを拡大できます 。
2017年は挑戦的な年でしたが、あなたのようなクリエイターのおかげで、YouTubeをそのような特別な場所にする瞬間がいっぱいでした。 大小さまざまなクリエイターが設立され、新進気鋭になり、世界中の10億人以上の人々を魅了したビデオに才能と独創性がもたらされました。 彼らは私たちを笑わせ、私たちの世界について教え、心を温めました。 私たちは、今日取り組んでいるステップが、将来私たちの感情的なコミュニティを保護し成長させるのに役立つと確信しています。
チーフプロダクトオフィサーであるNeal Mohan氏、最高経営責任者(CEO)のRobert Kyncl
和訳まとめ
- 収益化に関する問題がある中、チャンネル数が前年比40%となった
- 2017年4月に再生回数10,000回という新基準を設けたが、より高い基準が必要となった
- 新たな基準(4,000時間と1,000人)を設けることで、広告収益を増やすクリエイターの能力を向上し、不適切な動画の収益化を防げる
- かなり多くのチャンネルに影響があるが、基準を満たさなかったチャンネルには既に獲得した収益が支払われる
- もちろん、新基準の数字だけで収益受け取りに適しているかどうかを判断するには不十分なので、今後も監視は続ける
- 新基準は悪質なチャンネルを取り除くことになり、数ヵ月後にはクリエイターの話を聞く機会を持つ予定
- 新基準に関して詳しく知りたい人や基準に達していない人は、ヘルプセンターなどを利用して欲しい
- 今後もよろしく
あくまでも英文を翻訳サイトにぶち込んで、さらに個人的に解釈したまとめですので、ちゃんとした内容を知りたい方は、 YouTube クリエイター ブログをお読みください。(英文ですが)
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総再生時間4,000時間は越えられる壁
ここから先は実体験を元に数字の検証を行います。
まず、過去12ヶ月間の総裁整数時間4,000時間とありますので、これを日で換算すると11時間となります。つまり1日11時間の再生時間があれば、あとはそれを12ヶ月間維持すれば、いけるはずです。
で、自分のYouTubeのデータから計算してみてみると、こんな感じになりました。
- 過去約7ヶ月の総再生時間が2,400時間=1日の平均総再生時間11時間
つまり、全くゼロからのスタートを含む7ヶ月間で1日の平均総再生時間が11時間を超えているので、このペースを維持して5ヶ月ほど続ければ、4,000時間はなんとか乗り越えられる壁となりました。
しかし・・・
チャンネル登録数1,000人は高い壁
同じ7ヶ月の間に、チャンネル登録してくださった方が78人です。
ざっくり半年で75人増えるとして、計算ではあと12年もかかってしまいます。もちろんそんな単純な計算で平均的に増えていくことはないのですが、他に計算の材料がないので自分にはわかりません。
YouTubeでチャンネル登録者を増やす方法はいくつか考えられますが、自分の感覚でいえばこの壁ははるかに高い壁となっています。
チャンネル登録者を増やす方法
新基準となった4,000時間も1,000人も、結局はコンテンツの質と量を上げれば越えられる壁なのですが、たぶん賢い人は何らかの方法で乗り越えていくのでしょうね。
- チャンネル登録を請う動画が増える
- 相互チャンネルを希望する人が増える
- チャンネル登録を売買する人が現れる
どれもYouTubeに引っ掛かりそうな気がしますが、どれも「バレなきゃOK!」と考える人もいるでしょう。
ただ、これらをやる人が増えて高いと思われた壁を乗り越える人が増えると、またYouTubeとしては壁を高くする可能性が高いので、結局まじめにやっている人が損しそうな気がします。
自分としては純粋に動画の質を上げることでチャンネル登録者を増やしたいと思っていますが、そのハードルも上がるでしょうから、今後は収益化が難しくなるでしょうね。
最後に
さて、今後どうなるか?自分には全くわかりません。
壁を高くしたことでYouTubeの思惑通り悪質なチャンネルが減るか、高いと思われた壁を逆にチャンスと捉えてよろしくない方法で乗り越えていく人が増えるか。どうなるでしょうね?
いくらAIが優秀になったとしても、コツコツまじめにやっている人かどうかなんて見極められなくて、AIで見極められないから数字の基準を設けるわけで、そうなるとその基準となる数字を越えてしまえば関係無くなりますからね。
ま、そういうAIが現れたら、それはそれで怖い気もしますけどね。
でわ、股!!
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