どうも、マスクド・ニシオカです。
会社を辞めて1年と7ヶ月ほどが6ヶ月ほどが経過しました。
会社を辞めた理由は「会社の考え方と合わなくなった」なのですが、会社には全然違う理由で辞めています。
ま、嘘は方便ということで・・・
(でも、そのときは本気でそう思っていたのですよ)
その1年半の間に再就職することもせず、ブログを書いたりYouTubeに動画を上げたり好きなことをしながら、それなりに忙しく楽しく生き長らえております。
会社を辞めて再就職しないでも生きていけるのは、ローンの終わった家とフルで働く嫁さんとこれまで貯めた貯蓄があって、子どもと借金がないことが大きな要因ですが、それ以上に「日々欲望を減らす戦いに勝つ努力をしている」、つまり自分に合った生活レベルを維持することを実践しているからと思っています。
ちょっとハナシは逸れますが・・・
ご存知の方も多いとは思いますが、このようなニュースが報じられました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、ヒップホップミュージシャンのUZIこと許斐氏大容疑者。厚生労働省麻薬取締部によると、許斐容疑者は15日、東京・目黒区の自宅で、乾燥大麻を所持した疑いが持たれている。自宅からは乾燥大麻約600グラムとパイプなどが押収されている。
最近のフリースタイルブームには興味がありませんが、一応ラップ好きとしては「なんだかなぁ~」という気持ちになるのと同時に「そんなに大麻っていいのかね?」思います。
実際に大麻を吸った人が周りにいな・・・いや、いた。20年ほど前に一緒に働いていた人で、アルバイトして金を貯めて海外ひとり旅のパターンを繰り返していたモウリくん。彼が海外で大麻を経験して「とにかくあらゆる感覚が増すんです。メシは美味いし音楽はよく聞こえるし、アッチの方も・・・」と教えてもらった話を思い出しました。
もう20年以上前の話ですが、そのときから「でもそれって、感覚が戻ると普段がつまらなくなるのでは?」と思っていて、その考え方は今でも変わりません。
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大麻は知らないが贅沢は知っている
モウリくんから大麻の良さを聞きましたが、実際に大麻を吸ったことがないので、それがどれほどなのかは知りません。
ですが、ちょっとした贅沢は体験してきました。
会社でまじめに働いて、多くはないですがそれなりの給料をもらって、自分の好きな物を食べて欲しい物を買って、飲みに行けば後輩に奢って嫁さんと年に数回は1人数万円する食事なんかにも行って、庶民なりの贅沢をしてきました。
ちょっと強引かもしれませんが、大麻が感覚を増すものであるならば、贅沢は感覚を麻痺させるものだといえます。そして、贅沢で麻痺した感覚は、おおげさですが人生を狂わせると聞きます。
世間を賑わせた社長がホームレスになっていたり、売れっ子タレントが仕事が減ったのに高層マンションから引越しできなかったりするのは、結局一度覚えた感覚が忘れられず、身の丈に合った生活レベルに変えることができない、収入は減っているのに浪費グセが治らないともいえるでしょう。
ですが、会社を辞めたことで状況が変わります。
会社を辞めて収入はゼロに
自分の場合、会社を辞めたことで収入はゼロになりました。
(一応こうやってブログを書いて収益化しているので、正確にはゼロではありませんが、果てしなくゼロに近い数字だとご理解ください)
収入がゼロになったことで、身の丈に合った生活をする必要がありますが、もともとそういう考え方をしているので、あまり苦には感じません。
ただひとつの欲望だけを除けば・・・
食欲との戦い
この1年半の間、己の欲望との戦いで一番大変なのが食欲です。
ギャンブルはもともとやりませんので、何の苦労もありません。
物欲は必要最低限なものだけは買いますが、服なんてある物で十分なので、この1年半の間に何も買っていません。娯楽品としてどうしても欲しいゲームや漫画を買うことはありますが、それをブログの記事にして収益化できるようにしています。(完全に元は取れていないですが・・)
承認欲(欲求)については、長年やっていた仕事に対するやりがいもあったので断ち切るのは苦労しましたが、ブログを書いて読んでくれる人がいて、YouTubeに動画を上げて見てくれる人がいるので、それで何とか満たされています。
しかし!一番大変なのが食欲です!
もともと大食漢であることも、嫁さんとの唯一の共通の興味が「美味しいもの」であることもあって、食欲との戦いは辛く厳しいものになっており、会社を辞めて1年半経っても苦戦が続いております。
そりゃあ美味しいものは、本当に美味しいですよ。
これまでスーパーで売られていたハモしか食べたことがなくて、初めて割烹で食べたときに「ハモってこんなにジューシーなものだったのかぁぁぁぁぁ!」と感動したのは今でも忘れられません。
ですが、一度美味しいものを味わうとそれが普通になってしまうのです。
それが当たり前になるとそれ以下の物を食べても美味しく感じれなくなるのです。
割烹で本物のハモを知った自分は、スーパーのハモが食べられなくなりました。
誰かがいった「舌を肥やすなメシがまずくなる」なのです。
毎日食べるものが美味しく感じられなくて、日々幸せを感じられるでしょうか?
という理論から、生活レベルを身の丈に合わすのに一番大変なのが食欲で、そしてその一番の敵は・・・
飯テロの脅威
飯テロとはよくいったもので、美味しいものを見るとお腹が減ります。
これは単純に、美味いものを見た脳が空腹であると内臓に命令を出しているだけで、本当に食べる必要があるのかどうかは脳じゃなく胃や腸が決める。とどこかで聞いたことがあります。
そしてそれを実体験で感じています。
というのは、会社を辞めても同じように朝昼晩とゴハンを食べていると、どうにも常時お腹が一杯で「これは食べ過ぎでは?」と思うようになりました。
そこで昼食を食べないようにしました。最初はグ~グ~お腹が鳴って苦労しましたが、しばらくして食べなくても平気になってきました。
もちろん飯テロの脅威は簡単には消えず、TVを見ても新聞のチラシを見てもそこら中に美味しいものは溢れています。
ホラ、ここにも・・・
以下、私信。
横チンさまへ
決して悪気があって載せたわけでなく、自分の中で「美味しいものを美味しそうに紹介するブログのナンバーワン」としてですので、何卒ご理解を・・・
あと、貴殿のブログにスターやブクマを付けたいのですが、表示されないのでできません。(下図参照)
ご存知であり、そういう仕様かも?と思いましたが、念のために書かせていただきました。
(だって!こっちも足跡を残したいのですよぉぉぉ)
正しいかどうかは知りません
ここまで書いておいてアレですが、「安物買いの銭失い」という格言もありまして、つまり「安いものを食べることによる健康被害」なんて考え方もありますから、書いたことが間違っているという指摘もあるでしょう。
そこはあくまでも自己責任で人体実験をしているようなものですので、決して推奨するわけでなく、ご理解いただければと思います。
こんな人もいるんですよ。ということで・・・
そもそも論として
そもそも会社を辞めて再就職せずに好きなことをしているからであって、雇ってくれるところを探して働いて稼げば、これまでと同じように美味しいものを食べてもいいのですが、それにしても舌を肥やすことは避ける必要があるかもしれません。
めちゃくちゃ穿った考え方ですが、会社として社員を思い通りに働かせるには「稼がないと!」と思わせることが近道で、そのために社員を食事に連れて行って美味しいものを食わせて舌を肥やして・・・
なんだかヘンな宗教じみてきたので、この辺で終わりにしておきますね。
でわ、股!!
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