少し前にニュースでやっていた「炎上させようぜ事件」(高校生が先生にパンチを喰らったが、実は先生を陥れるための行動だった?)を見て改めて思ったのが、「やっぱり、学校の先生にはなりたくないな~」ということです。
確かに、怒りに任せて生徒を殴った先生はアウトなのですが、昭和世代の自分などは、学校の先生に怒られて殴られるのは当然で、家に帰って親にそのことを話しても、「そらぁオマエが悪い!」と一括されて終わりでしたので、正直、生徒とその親に対し胸糞が悪くなります。
ちなみに「怒られ話」として今でも覚えているのが、小学生のときに「漢字を100個書いてきなさい」という宿題に対し、「一(いち)も漢字でしょ?」という理屈でノートに一を100個書いて提出したら、クラス全員の前で思いっきりビンタされたことがあります。
そりゃ怒られて当然ですよね~
でも、その先生、めっちゃ美人だったんですよね~(Mではない)
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少し話が逸れましたが、そんな時代であれば「先生になりたい!」と思っていたかもしれませんが、「暴力は絶対ダメ!」というルールと「最初から生徒とその保護者の方が有利」というポジショニングという現代で、この2つだけも嫌なのに、それに加えて部活や家での残業などのハードワークとくれば、「先生になりたい!」なんて思うことはありません。
そんな「先生にはなりたくない」自分ですが、スイミングスクールで子どもに水泳を教えています。
そういう意味では「先生なのでは?」となりますが、ちょっと違います。
まず、スイミングスクールなどの習い事は、一定の時間で生徒が入れ替わるシステムなので、どんなに相性の悪い子どもがいても、時間が経てば終わりが来ます。しかし学校の先生はそうはいかず、下手したら3年間の我慢が必要となります。
あと、これは個人的なこだわりですが、子どもには「先生」ではなく「コーチ」と呼ばせています。これは「コーチ」という言葉の語源があり、コーチという町で馬車が作られて、その馬車で人を運ぶことから「コーチ=人を導く存在」となったそうです。
というわけで自分は「先生」ではなく「コーチ」であり、そして「先生」にはなりたくありません。
で、自分みたいなおっさんが「先生にはなりたくない!」と言っているだけなら(どうでも)良いのですが、今後「先生になりたい!」と思う人が減っちゃうのでは?と思うのです。
そんなことを考えながらツイッターを眺めていたら、たまたまこのようなつぶやきを見つけました。
ボクは27年間公立高校に勤務しましたが、今年度限りで早期退職します。やはりワークライフバランスは非現実的な夢物語でした。新たな環境でご活躍ください。
— 熊猫 (@hinodekobo) January 24, 2019
自分も長年スイミングスクールのコーチをやってきて、「自分が教えたことで出来るようになる快感」であったり、「ひとりで大人数をコントロールする気持ち良さ」などを感じれる良い仕事だと思いますが、それ以外の保護者とのゴチャゴチャしたやりとりなんかを考えると、他人にはあまりオススメしていません。
それが「先生」となったらもっと大変なのは容易に想像できますから、こうやって辞めていく人がいるのは当然で、さらに今後広がれば、「なりたい!」と思う人が減るのも当然のような気がします。
というか、完全に無責任なひとり言として書かせてもらえれば、「先生みんな辞めちゃえばいいのに」なんてことも思いますが、ダメっすかね?
というわけで、現役の「先生」のみなさま、がんばってください!
でわ、股!!
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