どうも、マスクド・ニシオカです。
これまで48年ほど生きてきて、訴えられたことがありません。
かといって訴えられるようなことを全くせず、真面目に誠実に潔白で生きてきたわけではありません。許される時代だから訴えられなかっただけで、よく考えれば訴えられてもおかしくなかったし、今なら訴えられてもおかしくないことをしてきました。
昔のことでも訴えられる時代
あまり詳しくありませんが、アメリカの音楽関係者や映画関係者の重鎮たちが訴えられているらしいです。訴えられた理由は昔あった枕営業の共有だったり趣味の強要だったり、どちらにしても「ま、昔の話だからね」と簡単にいえる時代ではなくなったのでしょう。
それらのことを「#MeToo」(私も)として運動が起こり、その流れが日本でも浸透しているようです。例えば昔働いていた会社の上司が訴えられて、代表を辞任するなどの騒動にもなったそうです。
身近な世界でも訴えられる人が・・・
そんな「#MeToo」のニュースを見ても、自分には関係のない別世界の話だと思っていたのですが、身近というか、知っている世界でも訴える人が現れました。
東京オリンピックに出場する可能性の高い水泳選手が、合宿の当番に遅れてきた後輩のアゴと腹を殴って問題になったり、元オリンピック代表のコーチも勤めた現役の水泳コーチが、指導する選手から練習中に暴力を振るわれたと訴えられたり、どちらも自分が世話になった水泳業界で、もう辞めちゃったので身近とはいえないかもしれませんが、知っている世界として「はっ!ここにも「#MeToo」の流れが!」みたいに思うわけです。
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やっていることは昔から変わらない
アメリカの音楽界も映画界も知りませんが、水泳の世界であれば自身3歳から通って、大人になって仕事にまでしていたので多少は知っています。そして残念ながら(当たり前ながら?)自分の知る限り、水泳業界で問題になること、選手同士の揉め事もコーチが選手に手を出すことも、無いとはいえません。
あくまでも自分が聞いた話ですが、選手クラスの練習時に、プールサイドにいるコーチが、選手の手の抜いた泳ぎを注意しようと声をあげても聞こえないので、長い棒でコンコンと叩いて止めたりするのですが、何度注意しても聞かないので、自分が座っていた台をプールにブン投げ込んてぶつけて止めた。なんて話もあります。
もちろん、昔の話ですよ。
でも、「昔の話」では済まされないのですよね・・・
昔は訴えられないけど今は訴えられる
そんな簡単なことではないのですが、その部分だけを切り取ってみると、「昔はOK今はNO」というのがハッキリします。
ただそれって、やっていることは同じだけど、信頼関係みたいなものが無くなったから訴えられるようになったのか、そうじゃなくて、訴える敷居が低くなったから訴えられるようになったのか?
個人的には「信頼関係が無くなったから」と言いたいところですが、それをいうと「じゃあ、信頼関係があれば暴力を振るっていいのか!」と訴えられそうな気がするので、大きな声で言えません。
島耕作は訴えられない
先日アメトーークで放送された「島耕作芸人」を観ていると、こんなことが語られていました。
「島耕作はいろんな女性と関係を持つが、訴えられることはない」
そのコツは自分から別れを切り出さず、相手から離れていくようにすることだそうですが、女性経験が豊富ではない自分にはチンプンカンプンです。
もしかすると、今後訴えられないノウハウを学ぶのであれば、島耕作を読むべきかもしれませんね。
最後に
過剰反応ではありますが、このブログで書いたことが訴えられるかもしれませんし、水泳の仕事に復帰したときに生徒から訴えられるかもしれません。
自分では気をつけているつもりですが、どんなことでも相手が判断することですから、いつどんなときでも訴えられる可能性があると思って生きなければいけない、そんな世の中になるのでしょうかね?
ハァ~
とにかく訴えられたくないでござる。
でわ、股!!
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