46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

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「ザ・ノンフィクションSP 人殺しの息子と呼ばれて…」感想のハナシ

どうも、マスクド・ニシオカです。

先日放送された「ザ・ノンフィクションSP 人殺しの息子と呼ばれて…」の感想を淡々と書いていきます。

なお、番組の内容については大きく触れずに、あまりネタバレにはならないようにしておりますが、番組をご覧になられていない方もおられるので、簡単に説明(引用)しておきます。

2002年に発覚した北九州連続監禁殺人事件の犯人である夫婦の元に生まれ、「人殺しの息子」と呼ばれながら生きてきた息子(24)が、初めてメディアのインタビューを受けたもので、自身の怒りや悲しみ、そして苦悩の日々などを激白しました。

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/171208-i486.html 

 

内容は強烈、けれど強烈すぎて入ってこない

まず、今回の放送は2ヶ月ほど前に放送された内容に編集を加えたものが再放送されたものです。

その2ヶ月前の初めての放送の反響が大きく、ネットにその内容が流れていたこともあって、かなり残虐で強烈だということは知っていました。

なので覚悟を決めて観たといえば大げさですが、「キツイ内容なのだろうなぁ」と構えて観たので、それほど残虐だと思いませんでした。

もちろん、息子自身が両親から虐待を受けていた内容は強烈ですし、何より目の前で死体の解体や処理を見て記憶しているのはかなり強烈ですが、どこか漫画や映画の世界のようなことに思えてしまい、それほど残虐だと感じませんでした。

インタビューで息子が発した言葉を疑うわけではありませんが、「これが本当に現実に起きたことなのか?」と思うと内容が入ってこなくて、右から左に流れていきました。

 

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面会に行く心理がわからない

息子は両親が逮捕されて児童施設に保護されたあと、壮絶な人生を進むことになるのですが、その過程で「すべて両親のせい」と思うようになります。

そう思うに値する仕打ちを受けてきたので当然なのですが、その後両親に面会に訪れています。

その心理については複雑で、無期懲役の母親に対していくらやさしい言葉をかけられても「でも、あのとき俺を虐待したのはお前だ!」という記憶が残っており、いくら母親から手紙が届いても「本心なのか?」と思って読んでいたそうです。

それは父親も同じで、初めての面会に訪れたときに父親から、「署名を集めてほしい」と頼まれて「コイツは何も変わっていない」と思うことになります。

なのに、そのあと何度も面会に行っていて、差し入れもしていると語っていました。

その心理については自身でも「わからない」と言われていましたが、どれだけ想像しても自分もわかりません。

やはり、どんなことがあっても親子の血という消えない繋がりが、そう思わせるのでしょうか。

 

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子どもを持つ自信がない

人殺しの息子といわれて24歳となり、現在は結婚しているそうです。

そこで語られたのは、「自身に流れる人殺しの血が、子どもにも影響を与えるのでは?」と心配して子作りをしていないということでした。

もちろん子どもに影響云々の前に、自身に流れる人殺しの血が「いつか同じことをするのでは?」と思っているとも語られていました。

最初に書いた、幼少期から体験してきたことについては入ってきませんでしたが、この話についてはかなり強烈に揺さぶられました。

前述と同じで「親子の血という消えない繋がり」がそうさせているのでしょうが、あまりにも悲しすぎる話です。

 

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職場の人に恵まれたこと

最初の放送後、肉声でインタビューに答えたことで、職場の人に知られたそうです。

ですがそれを聞かれることもなく、そっとしてくれているようです。

これまで職場を転々として、なかなか定職に就けず苦労したそうですが、本当に心から「職場の人に恵まれた」といえる職場に行き着いたようです。

どういう職種なのかはわかりませんが、どんな仕事でもいくら給料が高くても人間関係の良くない職場に未来はないと信じているので、そうい職場にたどり着いたことをよかったと思います。

 

最後に

ありきたりな言葉ですが「なんて自分は恵まれているのだろう」と思いました。

普通に生活できることが、どれだけありがたいことなのか、改めて感じました。

何も出来ないですが、せめて普通の生活に感謝して生きていきます。

 

でわ、股!!

 

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