先日、高校のときのクラブの忘年会(同窓会)に参加しました。
集まったのは、自分の年代を中心に、上は6コ上の先輩から下は1コ下の後輩まで、15人ほどが居酒屋に集合しました。
もちろんみなさん大人ですから、仕事に子育てに忙しく、そういった会話が繰り広げられましたが、そんな中、会社を辞めて週休5日で生きているのは自分だけでした。
そのことに対し、1コ上の男子先輩からは「なにをやってるんだか・・・」的な、愛のあるご指摘を受けました。
そりゃあ40代後半といえば働き盛りであり、しかも家庭を持つ男子としたら、家族を守るために歯を食いしばってでも働くことは当然であり、そのご指摘は、至極まっとうなモノだと思います。
これが普通のメンタルであれば、そんなことを言われることがわかっている同窓会なんて、参加しないほうが得策でしょう。
かといって、自分に強いメンタルが備わっているわけではありません。
ただ、この本を読んでいたから、そんなことを言われても平気で涼しい顔をして、2次会まで参加してきました。
「この本を読んだら大丈夫!」なんてことは言えませんが、少なくとも、この本を書いた人は実在しており、そんな人の存在を知る自分は、『家族のために歯を食いしばって働く』以外の生き方があることを知っています。
だから、その男子先輩からの愛のあるご指摘にも、平気というか「それが普通ですよね~」みたいな感じで涼しい顔ができました。
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きっかけは、自分の年収がいくらになるのか?そして確定申告ってどうすれば?みたいなことを(今さらながら)考えるようになり、前から読んでみたかった大原扁理さんの新作ということもあって、買いました。
本の中身ついては詳しく書きませんが、いくつか気になった部分を。
お金の擬人化
簡単にいうと、お金に人格があるとして、お金が誰のところに行くかを決めれるなら?という考え方で、お金を大事に使うことにより、また自分のところに帰ってきてもらえるというようなことです。
これは考え方として物凄くわかりやすくて、自分がやっていることが、果たしてお金を大事にしているか?がハッキリするので、今後やっていきます。
自分が幸せならスタイルは変わっても大丈夫
年収100万円以下で生きることが最終的な目的ではなく、いかに自身が幸せを感じれるか?が大事なわけで、そのためなら、週休5日生活が毎日バリバリ働く生活に変わっても、それで幸せなら大丈夫。ということです。
たまたまですが、自分も週休5日でノンビリ生活を楽しんでいますが、それが何かのきっかけで変わるかもしれません。ただ、大事なことはその選択が自分にとって幸せなのか?本当にやりたいことなのか?というのを考えるのが大事なのでしょうね。
周りを納得させようとしない
自分がやりたい事を、自分で決められなくなるのは大変危険で、どうせ間違うとしても自分が選ぶほうがましだ、と書かれています。
これを読んでいたので、前述した1コ上の男子先輩からの愛のあるご指摘に、「いや、こういう生き方もあってですね・・・」なんてセリフが頭をよぎりましたが、すぐに引っ込めました。
もしかしたら、その男子先輩も「俺ものんびりしたいなぁ」なんて言い出すかもしれませんし、逆に自分がバリバリ働くようになっているかもしれませんし、どうなるか?なんてわかりませんからね。
あと、著者である大原扁理さんの場合、たとえ息子の本が出したとしても、親には「いつまでフラフラしているんだ」と咎められるそうですが、自分の場合、両親に会社を辞めたことすら言っていないので、どうしたものか・・・
最後に
あくまでも個人的にですが、この本を買って本当に良かったですし、おおげさですが、助けられたとも思っています。
たぶん、今後もメンタルが弱くなってきたときに本を開いて、少しでも前向きに、そして何が自分にとって幸せなのか?を考えるようにします。
でわ、股!!
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