19歳でアルバイトから始めた仕事は、それなりに「やりがい」のある仕事でした。
スイミングスクールで子どもに水泳を教える仕事は、お客さんと直接触れ合うことが多いので、子どもやその保護者から感謝の言葉を聞くこともあれば、お礼の手紙をもらったりすることが(たまに)あり、それは間違いなく「やりがい」となりました。
他にも大人のクラスでおばさまに水泳を教えているとき、「嫁が留守なので、自分で揚げ物をしたけれど、油の処理がわからなくて困った」みたいな世間話をしたら、次の日、固めるテンプルを持ってきてくれたことがありました。
なので今でもコレを見たら、そのおばさまのことを思い出します。
テンプル 油処理剤 固めるテンプル 10包入(1包当たり油600ml) 18g×10包
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このように(?)、仕事には「やりがい」 を感じていましたが、会社を辞めました。
大雑把にいってしまえば、「やりがい」と「会社がイヤ」を天秤にかけた結果、「会社がイヤ」の方が勝ってしまい、仕事には「やりがい」を感じるけれど・・・と、うしろ髪を引かれながらも会社を辞めました。
嫌になって会社を辞めましたが、仕事には「やりがい」を感じていましたので、今でもスイミングスクールで子ども相手に水泳を教えていて、週に7時間と少ないですが、ボランティアではなくちゃんとした対価をもらって、働いています。
その現場はまだ歴史が浅く、スタッフも経験豊富というわけではありませんが、これから頑張っていこう!という勢いがあって、これまで長年やってきた自分としては微笑ましくもあります。(上から目線で申し訳ないですが・・・)
そんなスイミングスクールの仕事で、お客さんである子どもの保護者から名指しでお褒めの言葉を頂いたり、他のスタッフから意見を求められることは、「やりがい」に繋がっております。
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そうかと思えばこのブログも、大した稼ぎがあるわけでもないですが、「やりがい」を感じることがあります。
先日「映画を観ましたよ~」くらいの軽い気持ちで記事を書いたのですが、そこに「もう少し早く知っていれば。試写会のチケットがあったのに・・・」という類のコメントを頂いたり、もっと具体的に直接プレゼントを送ってくださる読者の方もいて、励みになっております。(画像は、送ってもらったヘッドホンを装着して浮かれる筆者近影)
あと、YouTubeへのプロレスゲーム実況動画についても、先日こんなことがありました。
企画として、視聴者の方に3人のレスラーを選んでエントリーしてもらい、それをたくさん集めてトーナメント形式で戦わせて、初代王者(6人タッグチャンピオン)を決めようと、募集をしました。
その応募に応えるみなさんはプロレス好きの方ですから、3人のレスラーをどういう繋がりで選ぶか試行錯誤されたようで、エントリーすることはそれを試される意味合いもありました。
そんなエントリーのひとつに、こんなコメントを残してくれた方がおられました。
「あまりにも悩みすぎて、嫁さんに「どうしたの?」と心配されましたよ」
正直、プロレス好きの素人がやっている、しかもゲームの実況動画ですから、そんなに真剣にならなくても・・・と、自分でも思います。しかし、自分くらいのおっさんになってくると、こういうくだらないことの方が大真面目に考えたりするのは、めちゃくちゃ理解できます。
きっと女性(特にお互いの奥さん)からすると、「くだらない・・・」と鼻で笑われるのでしょうが、やっている自分としては凄くうれしいですし、これも「やりがい」と感じています。
で、こうやって「やりがい」を存分に感じているのですが、そのどれもが儲かっていません。
いや、正確にいうと最初のスイミングスクールの仕事は自分が扶養家族ということで勤務時間をセーブしてもらっているのですが、それでも以前の稼ぎに比べたら、全部あわせても4分の1以下です。
嫁さんがフルで働いてくれていますし、子どもがいなくて家のローンも終わっていて、極力お金を使わない生活(あと、そんな性格)だから生き残っているのでしょうが、それでも2年は大丈夫でした。
何だかそこだけ見ると貧乏で大変のような気もしますし、今後はどうするの?みたいな意見もあるでしょうが、当の本人は好きなことをして「やりがい」も感じているので、とても幸せで、これからも続けていきたいと思います。
しかし、残念ながら適当に生きてきましたので、「こうすれば大丈夫!」というノウハウがあるわけではありません。なのでそういうのが本格的に知りたいのであれば、こういった本を読んで勉強してみてください。
というわけで、「やりがい」と「貧乏」と「幸せ」のお話でした。
でわ、股!!
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