46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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おっさん2人が7時間で2万円分飲み食いして、2時間かけて6kmを8,000歩で歩いたハナシ

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どうも、マスクド・ニシオカです。

昨日、自分が辞めた会社の元同僚のナガサキくん(仮名)と飲みました。

きっかけは今年の初め、ナガサキくんから届いた年賀状に「ブログ読んでますよ」と書かれていたことでした。

自分が会社を辞めてからまもなく2年、ナガサキくんにはめちゃくちゃ世話になっていたのに連絡もせず、それなのにブログまで読んでくれているのは申し訳ないと思い、普段人を誘わない自分からナガサキくんにアクセスし、彼の都合に合わせて飲むことになりました。

 

ナガサキくんとの関係

ナガサキくんとの付き合いは長く、自分が現場責任者をしているときに、スタッフとして働いてくれていたこともあり、年齢も役職も自分の方が少しだけ上なのですが、本当に世話になりました。

今でも本当に申し訳ないと思っているのが、彼に車で家まで送ってもらったことです。

当時一緒に働いていた現場が山の上にあり、まだ責任者になったばかりの自分は仕事を片付けることができず、よく最終バスの時間を越えて帰れなくなることがありました。

そうなると現場に寝泊りすることになるのですが、ナガサキくんがいる場合、車で送ってくれました。

 

しかし、自分の家は車で1時間以上かかるところにあります。

ナガサキくんの家は現場の近くですから、自分を送った場合、往復2時間かかります。

翌日も現場勤務の場合は、最終バスを逃して帰れなくなっても、自分が現場で寝泊りするだけでよかったのですが、次の日が大事な会議だったりすると、どうしても帰宅する必要がでてきます。

そんな大事な会議があるなら早めに準備しておけばいいのですが、当時の自分は責任者になったばかりで段取りも悪く、現場がスイミングスクールというお客様商売ですので、トラブルが起きた場合そっちを優先することになり、気が付けば最終バスの時間が迫るのに、会議の資料はまだ白紙なんてこともありました。

それを見かねたナガサキくんが、「送りましょうか?」と声をかけてくれました。

もちろん申し訳ないとは思うのですが、当時車を持っていなかった自分には他に方法がなく、タクシーを呼んで帰るだけのお金もなく、会社の金を使う権力もなく、結局その言葉に甘えていました。

 

さすがにタダでは申し訳ないので、帰路の途中で晩ゴハンをご馳走しました。

といっても大半は「餃子の王将」なので、豪華な食事というわけではありません。

ただ2人とも大食漢なので、テーブルに乗り切らないほど注文して、腹一杯になるまで食べていたのも、今となっては良い思い出でです。

そうやって一緒に過ごす時間が多かったので、よく2人でいろいろ話をしました。

もちろんそれは会社の愚痴だったり上司への文句だったり、たいして発展的な内容ではないのですが、ナガサキくんは頭が良く、いろんな情報を知っているので話していて飽きない存在でした。

 

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そんなナガサキくんと2年ぶりの再会

現在ナガサキくんは責任者として、地方の現場を切り盛りしています。

年賀状をきっかけに連絡を取り、2人で飲むことになりましたが、お互いの現状を考えると簡単に会える距離ではありません。

ただ相変わらず車を持たない自分は、ナガサキくんの住む地方まで行くこともできず、結局彼が大阪まで出てきてくれることになりました。

申し訳ないとは思いつつ、再び彼に甘えたのですが、せめて彼が泊まるホテルの近くで再会しました。

 

いよいよ2年ぶりの再会となりましたが、2人の間に流れる空気は何も変わらず、会社の愚痴や上司への不満を言い合ったり、ナガサキくんがこのブログを読んでいて自分がアルバイトをした話なども知っているので、ブログに書けないことやまだ書いていないことを酒の肴に話し合いました。

ただ違っていたのは、お互い歳を取ったことで「餃子の王将」で話していた内容よりも、多少レベルアップしていました。

会社や上司に文句を言うだけでなく「じゃあ、どうしたらいいのだろう?」と考え、他の業界の成功例などの情報を出し合い、可能性を探ることが出来るようになっていました。

もちろん自分は会社を辞めて、関係者ではなくなりましたから、そんな意見を出しても何の徳もありません。

しかしナガサキくんと話していると、それを無駄な時間と感じるどころか、楽しい時間となります。

たぶんナガサキくんが聞き上手なことだったり、話題のピントに合わせた受け答えをしてくれるので、そう感じるのでしょう。

 

あっという間の7時間

2年ぶりの再会が17時で、気が付けば24時で、7時間が経過していました。

楽しい時間は過ぎるのが速いという言葉通り、店員さんから閉店を告げられなければわからないくらいでした。

会計(2万円)を済ませて店を出て、ナガサキくんは居酒屋の目と鼻の先の宿を押さえているので、ここで解散です。

それでもナガサキくんは「大丈夫ですか?帰れますか?送りましょうか?」と聞いてきます。

もう部下でもなんでもない彼に、そこまでしてもらうわけにはいきません。

再会を約束して固い握手をして笑顔で別れましたが、頭の中は「帰れるかな?」に支配されていました。

 

最終電車は途中まで

とりあえず駅にたどり着き、まだ最終電車が来ていないことを確認しました。

しかし、どの帰宅ルートを選んでも家の近くまではたどり着きません。

仕方がないので行けるところまで行って、あとは着いてから考えることにします。

 

タクシーは・・・やめよう!

選択肢として一番簡単なのが、行けるところまで電車に乗り、そこからタクシーで帰る方法です。

大阪市内に住んでいるので、夜中であってもタクシーは意外と簡単につかまります。

この夜降りた駅でも、タクシーがわんさかいる状態でした。

しかし!、タクシーを使うのはやめました。

もちろん会社を辞めて収入がないことで、無駄なお金を使えないこともその理由ですが、これまでナガサキくんには甘えてきたから、今夜くらいは自分の足で帰ろう!となりました。

幸いにも街灯がたくさんあって明るいし、ちょっと寒いけれど凍えるほどではありません。

それに、いざとなったら飲んだ後の夜食が食べられる店も、まだ開いているはずです。

というわけで、ナガサキくんには全く関係のない、夜のお散歩が始まりました。

 

テクテクテクテク・・・

会社を辞めてから思うのは、このような夜中も営業している店舗で働く人を、本当に大変だと思うようになりました。ご苦労様です。

 

テクテクテクテク・・・

飲んだ後のラーメンは最高ですが、店が閉まっていたので食べずに済みました。

 

と思って歩いていたら、大好きな天下一品がまだ営業中でした!

しかも店に向かう信号が青で、帰り道のほうは赤です。

「これは・・・神様が食べろといっているのかぁぁぁぁ!!」となりましたが、まだ先は長いので、必死のパッチで我慢しました。

 

テクテクテクテク・・・

こういうのを見ると、日本って平和だなぁ~と思います。

荒くれた海外だと、こんなのすぐにパクられますよね。

 

テクテクテクテク・・・

以前働いていた現場の近くで、よくこのマンションにチラシを配りに来ていました。

高級マンションなのに、集合ポストにチラシを入れさせてくれる太っ腹なところがカッコイイです。

 

テクテクテク・・・

たまにTVで紹介される「ブスの店」

まだ営業しているかは不明です。

 

テクテクテクテク・・・

一応フィットネス業界で働いていた人間として、昨今の24時間営業型フィットネスクラブの台頭は気になります。

今後新規参入する企業も現れて、町中フィットネスクラブだらけになったりして・・・

 

テクテクテクテク・・・

なぜか公衆電話を見ると、身代金目当ての誘拐をイメージするのは、自分だけでしょうか?

 

テクテクテク・・・

モスは閉まっていましたが、マクドは開いていました。

しかし、スルーしました。

 

無事帰宅

そのまま1時間ほど歩き続け、無事帰宅しました。

記録(?)は、6.24kmを約2時間で8,186歩でした。

途中で変な感じに体が熱を帯びてきて「やばい!風邪引いたか?」と思いましたので、風呂に入りましたがそのまま寝てしまい、結局布団で寝たのはさらに1時間後くらいでした。

布団に入りながら思ったのは、あのときナガサキくんはこんな感じで、自分を送ってくれた後に眠りについていたんだろうぁ~と感謝しつつ、深い眠りにつきました。

 

この記事を読んでいるであろうナガサキくん(仮名)、本当にありがとう。

そしてこれからも、よろしくお願いします。

 

でわ、股!!

 

 

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