46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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1日早い誕生日プレゼントのハナシ

運転免許の更新に行きました。

決して、ブログ仲間であるたろすけさんの記事を読んで触発されたわけではなく、単に期限(誕生日)が近づいていたからです。(たろすけさん、そういう意味では・・・)

www.daremomiteinai.com

かどま

 

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で、運転免許の更新は、ハッキリ言ってどうでもいいのです。

ちゃんとした行き方などは、上記のたろすけさんの記事を読んで頂いた方が、わかりやすいです。

ただ、ひとつだけ特別なことがありまして、最寄り駅である古川橋駅から試験場の間に昔働いていた現場(スイミングスクール)があり、しかもその現場は、嫁さんとの出会いの場でもあるのです。

その現場で、お客さんだった嫁さんと出会ったのが20年以上前で、仕事でもお酒で失敗してばかりの、どうしようもなかった頃の自分を優しく包みこんでくれたのが、この土地なのです。

このときの経験があるから半年間休みなしでも働き続けられましたし、会社を辞めて隠居生活する旦那に理解を示してくれる嫁さんと出会わせてくれたのも、ここがあるからです。

ということで、自分にとっては運転免許の更新なんかより、この土地に行くことの方が特別なことなのです。

 

で、その現場はまだ営業していて、自分が辞めた会社が経営を続けています。

さすがに、自分が働いていたときのスタッフはもういませんが、それでも自分が会社にいたときの人が責任者をやってて、その責任者である人とは古い付き合いがある人、でした。

ここで過去形になるのは、会社を辞めるとき、そして辞めてからも連絡を取り合うことなく、相手からすれば「会社を裏切って去った人」と思っているでしょうし、こちらとしては「会社に魂を売った人」と思っているからです。

そんな関係なので、別にその現場に顔を出す必要はないのですが、建物の構造上、誰にもバレずに中に入り込める方法があり、ちょうど冷えた体がトイレに行きたいと訴えているので、寄ってみることにしました。

 

といっても、泥棒みたいに建物の隙間から・・・とかではなく、堂々と表玄関から入ってエレベーターに乗り、そのまま受付のある階を通り過ぎて、お客さんが自由に出入りできるギャラリー(見学室)のある階に行くことができるだけの話です。

そこにはトイレもあって、お客さん向けの案内も貼り出されてあり、現在のスタッフの顔ぶれや、最近のイベントごとなどが確認できるので、長年やってきた経験から、今どんな感じになっているのかは、だいたいわかります。

そこで現在のスタッフを確認すると、そこには昔お世話になった女性スタッフの名前がありました。

長年アルバイトとして働かれていて、中途半端な社員なんかより会社のことがわかっていて、それでいて会社に尻尾を振るわけでもなく、ただただお客さんのために体を張るタイプの方で、自分が尊敬できる方です。

 

前述した理由により、責任者に会うつもりはなかったのですが、この女性スタッフがまだ働いていることを知って、素通りはできません。

そこで受付のある階まで降りて尋ねましたが、幸か不幸か責任者は不在であり、その女性スタッフも仕事中でした。

しかし、勝手知ったる昔の職場ですから、他のお客さんに迷惑がかからないようにして、女性スタッフの働いている場所に向い、無事女性スタッフと対面することができました。

 

何年ぶりかの再会に、女性スタッフは素直に喜んでくれました。

自分より年上のその女性スタッフには、以前「ひざが痛い」と聞いて、コンドロイチンを贈ったことがあります。

それでもまだ現役バリバリで、1日7時間もプールに入る日があると聞いて、大変驚きました。

自分も週2日だけプールに入っていますが、それでも多い日で5時間ですから、やっぱり尊敬するべき存在です。

 

「会社を辞めてどうしているの?」と聞かれて、「週2日だけですがプールに入っています」と答えると、返ってきたのは「やっぱりやめれないよね~」という言葉でした。

スイミングスクールでコーチという仕事を経験した人間は、2つに分けられて、その魅力に取りつかれて続ける人間と、そのコーチを使うために上の立場になろうとする人間です。

いわずもがな、その女性スタッフも自分も前者であり、直接お客さんと触れ合えるこの仕事が面白いと思っていて、現場から離れることができません。

 

さらに話は続いて、会社の現状などを話しましたが・・・

それ以上については想像にお任せすることにします。

ただ、「会社を辞めて正解だった?」と聞かれてことには、キッパリと「もちろん!」と胸を張って答えたことだけは、書いておきます。

その後は再会を約束して現場を去りましたが、なんだかとても清清しいというか、「頑張ろう!」という気分になりました。

自分みたいな人間でも、「逢えてよかった」と声に出してくれる人がいるならば、まだまだ頑張らなきゃ!みたいな感覚です。

 

そしてそれが、1日早い誕生日プレゼントとなりました。

 

でわ、股!!

 

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