46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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久々に働いて、もらった給料袋に熨斗を付けて返したハナシ

どうも、マスクド・ニシオカです。

 

たった今、久々の仕事から帰ってきました。

給料については取っ払い(現金支給)だったのですが、もらった給料袋に熨斗(のし)を付けて返してきました。

何があったのか?

出来るだけ手短に書きますが、ちゃんと理解してもらうために、過去のことも書いていきます。

面倒な方は見出しだけ読み進めても、なんとなくは理解できると思います。

 

会社を辞めた経緯

キチンと説明するとなると、ここから話す必要があります。

1年と少し前しに、46歳で20年以上勤めた会社を辞めました。

細かいことは過去の記事に書いていますが、簡単にいえば「会社の考え方に違いを感じて、自分がそれに合わすことができなくなった」からです。

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でも、仕事は嫌いじゃなかった

これまでずっとやってきたのは、スイミングスクールでお客さんに水泳を教えるコーチの仕事でした。

一応、現場の責任者(支配人)で課長という役職ももらっていました。

ですが昇格や昇給に興味はなく、ずっと現場の人間でありたいと思っていました。

特に水泳が好きというわけではなく、低年齢(1~2歳)の子どもが泳げるまでの手伝いをするのが楽しくて、楽しく、楽しくて・・・

会社とすれば経営のことや人事管理などが出来るようになって、いくつかの現場を統括したり、部長として会社の経営を手伝えるようになってほしかったかも知れませんが、全く興味がございません!と宣言しておりました。

それどころか現場主義なので、会社では平気で偉い人とケンカをしていました。

ま、相手(偉い人)にはうるさいハエ程度に思われていいたかもしれませんけどね・・・

 

別の会社から声がかかる

会社を辞めてから無職で過ごしていたのですが、数ヶ月前に「仕事を手伝ってほしい」と声がかかりました。

声をかけてくれたのは、自分がずっといた会社の元同僚で、その人達が会社を辞めて新たに興した会社からでした。

自分は社員になる気はなかったので、「アルバイトでなら」という条件で手伝うことになり、ある程度わがままを聞いてもらいながらも、それはそれは真面目に働いておりました。

 

アルバイト先の都合で仕事がなくなる

あるとき、アルバイト先の都合で給料を出すところが代わることになりました。

細かいことは過去の記事に書いてありますが、簡単に説明すると、自分に声をかけてくれたのは元同僚のいる会社でしたが、その現場のアルバイトの給料は現場オーナーが払うことになっていて、最初は元同僚のいる会社が給料を払ってくれていましたが、正式にオーナーから払われるようにする。ということです。

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それで正式にオーナーから給料が払われるようになったら問題なかったのですが、そこで元同僚のいる会社とオーナーがこじれてしまって、自分の給料のことなんて宙に浮いてしまいました。

元同僚のいる会社とオーナーの問題なので自分が口出しすることも出来ず、それ以前に面倒なことは避けたいので自分が身を引くことを提案して、埒が明かずに時間だけが過ぎ、その間に働いた分の給料は支払われましたが、結局仕事がないまま2ヶ月が経ち、その関係は切れ掛かっています。(というか、連絡がないのです)

 

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無職でも忙しい日々

自分にはフルで働く嫁さんがいて、子どもがいなくてローンを払い終えた家があって、退職後は主夫をしております。

これも先日書きましたが、ブログを書いてYouTubeに動画を上げて、主夫として家事をこなして、ほとんど収入はありませんが、その分好きなことをして、それなりに忙しく生きております。

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そんな自分に久々の2つの連絡が

仕事を辞めて主夫になってから、ほとんどスマホが鳴ることはありません。

人間関係が苦手なわけではないのですが、「自分なんて・・・」みたいな面倒くさい考え方をするところがあるので、自分から誰かを飲みに誘うことも、ほとんどありません。

そんな普段鳴らないスマホが、同じ日に2度も自分を呼び出しました。

 

1つ目は、前述した関係の切れかかっているアルバイト先の元同僚からで、「飲みにいきませんか?」というお誘いでした。

 

2つ目は、勤めていた会社の元部下で、「人が足りないので来てもらえませんか?」というガチの仕事依頼でした。

 

同じ日に連絡が来るとは、偶然とはおもしろいものだと思いつつ、まずは飲みのお誘いを受け、仕事の依頼の内容を聞きます。

 

仕事内容は2時間の指導

仕事を依頼してきたのは、自分が長年働いてきた会社の直属の元部下でした。

自分が現場責任者をしているときに、一緒に現場で働いていたので、よく知る人物でもあります。

その元部下から依頼を受けた仕事の内容は、子どもの水泳指導2時間です。

低年齢のクラスを担当するコーチというのは限られていて、少し経験のあるくらいではなかなか難しく、人の数は足りていても、その日いるスタッフには担当させられないと判断したようです。

ブログを書く時間とYouTubeに動画を上げる時間さえ確保できれば、自分に断る理由はありませんので仕事を請けることにしました。

 

自分の時給はチョイ高め

自分が会社を辞めるときに、元部下には半分冗談の半分本気で、高めの金額で働くと伝えてありました。

本当に困ったなら助けには行くけれど、出来ることなら自分に頼らなくてもいいようにしてほしい、という親心も兼ねて高めの金額を伝えていたつもりですが、それでも1年間の間に2回ほど、本当に人手が足りなくて連絡が来て働いて、その高めの金額をもらっていました。

もちろんビジネスですから、働いた分の給料をもらって良いのですが、それは今いるスタッフの時給の倍くらいですからやっぱり高いですよね。

 

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給料の出所は・・・

えーと、これは基本的に読まれるとマズイことですので、予めダメなことだと理解している上で行っている、ということを書いておきます。(せめてもの弁明)

自分が仕事の依頼を受けてちゃんと働いてもらう給料は、正式な、会社から支払われたお金ではありません。

責任者の財布から出たお金で、そのお金を何らかの形で会社に請求し、それで補填している場合もあるし、していない場合もあります。

なぜそうなったか?といえば、元部下と一緒にいるときに、上司である自分がやっていたからです。

ギリギリまで現場にいるスタッフで回そうとしていますが、偶然が悪い方に重なって、急遽助っ人が必要になった場合、会社を通さずに仕事を依頼して、その給料は自腹を切っていたことが、たま~にありました。(本当にたま~にですよ)

もちろん、そんなときに雇うのは自分が絶対の信頼を置く人間であり、なにかトラブルがあれば全責任は自分が負う覚悟でのことです。

もしかすると、この記事を自分がいた会社の関係者が読んでいるかもしれませんが、何卒穏便に、忖度のほど宜しくお願い致します。

 

仕事は無事に終わりました

で、今回もそうしているのだろうとは思いつつ、とりあえず何も聞かずに現場を回し、お客さんに迷惑がかからないようにすることだけを考えて、無事仕事を終えました

長年やっていた仕事ですから、2時間くらいあっという間なのですが、何しろミスが重なると人の命に関わる仕事ですから、それなりに緊張して取り組みました。

自分が働いていたときのお客さんもいて、「コーチ!帰ってきたの!?」と声をかけてもらえたのは、やっぱり素直にうれしいものです。

 

結婚した元部下

久々の仕事をこなしている合間に、元部下から結婚の報告を受けました。

ずっと独身だった元部下に、彼女ができたことは知っていましたが、なかなか結婚に踏み切れずにいたこともあって、結婚の報告は自分のことのようにうれしいことでした。

仕事が忙しくて、新婚旅行どころか結婚式も挙げていないようですが、幸せそうでなによりです。

 

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茶封筒に高めの給料が

仕事を終えて簡単な残務整理をして帰る段取りをしていると、元部下が茶封筒を持ってきました。

礼をいって受け取ってその場を離れ、中身を確認してから、元部下に聞きます。

「これ、会社からじゃないやろ?」

もちろん元部下は縦に首を振ります。

そうやって教えたのは自分ですから、しょうがないことでしょう。

 

茶封筒に熨斗を付けて返す

中身から昼ゴハン代にと札を一枚だけ抜いて、茶封筒に熨斗(?)を付けます。

なんだか、出したものをつき返すのは良くないことかもしれませんが、一度は自分が手にした給料ですから、それはそれでいいか?と思い、そのまま結婚祝いのご祝儀として、元部下に渡しました。

茶封筒の中身を誰よりも知っている元部下は受け取りを拒否しましたが、今の自分、ほとんど収入のない自分にはこれくらいしかできないからと説得して、受け取ってもらいました。

 

これでタイトル通り、「久々に働いてもらった給料袋に、熨斗を付けて返した」ことになりますよね?イヒヒヒヒ!

 

2時間の報酬は天下一品の特大盛り

仕事からの帰り道、茶封筒から抜いたお札一枚で、天下一品のこってりラーメン特大盛りを食べました。

2時間の報酬、正確にいうと、感覚を取り戻すために前日も2時間補助でプールに入ったので、都合4時間の報酬は、ラーメン一杯食べてすべて消え去りました。

でも、元部下の結婚を祝うこともできたし、久々に体も動かせたし、まだ子どもに水泳を教えられることも確認できたし、赤字じゃないし・・・

まぁ、いっか!というところです。

 

そして、これから関係の切れ掛かったアルバイト先の・・・

このブログを書き終えてから、元同僚で、関係の切れ掛かったアルバイト先の責任者と飲みに行く予定です。

LINEでもらった連絡の文面には、飲みにいく日時の情報しかありません。

もしかしたらオーナーとの話し合いに進展があったのかもしれませんし、ただ飲みに誘われただけかもしれません。

どういうことになるかはわかりませんが、また何かおもしろいことがあれば、書いてみようかと思います。

 

でも、あまり期待しないで、しばしお待ちください。

 

でわ、股!!

 

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