どうも、マスクド・ニシオカです。
アマレスの栄監督のパワハラ騒動について、みなさんどう思われているでしょうか?
- あの人に限って・・・
- いや、やっているだろう
- 別にどうでもよい
アマレスに限らず、何らかのスポーツに携わってきた方には興味のある話題ですが、これまで深くスポーツと触れ合ってこなかった方であれば、割りとどうでもいい話題かもしれませんね。
自分は長年スイミングスクールでコーチの仕事をしてきたので、この話題には興味がありますし、似たような話を聞いたことがあります。
実際に栄監督がパワハラをしたのかどうかは全くわかりませんが、自分の経験談をもとに書いてみたいと思います。
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あくまでも聞いた話ですが・・・
スイミングスクールの場合、会社にもよりますが基本的にはスクールに所属する選手を、その現場のコーチが指導しています。
例えばその会社の偉い人が、とある現場で選手を指導していて、別の現場では普通の社員が選手を指導しています。
選手を指導するコーチとしては五分五分の関係ですが、会社組織で見た場合、偉い人と普通の社員となります。
ここで偉い人が指導する選手の方が速ければ何の問題もないのですが、普通の社員が指導する選手の方が速い場合、ちょっとだけややこしくなります。
偉い人が指導する選手と普通の社員が指導する選手が、同じ区域の試合に出場することになり、同じ専門種目に同じ距離で、出場種目が被ることになりました。
偉い人が指導する選手も速いのですが、普通の社員が指導する選手の方がもっと速く、このまま行けば、偉い人の選手は勝てません。
そこで偉い人は普通の社員に向って、「あの選手は短距離の方が向いているのではないか?」と出場種目の変更を勧めてきたそうです。
しかし普通の社員は全く受け入れず、「あの選手の担当は自分なので」と突っぱねたそうです。
で、これで話が終わればいいのですが、続きがあります。
結局試合は普通の社員が指導する選手が圧勝しましたが、そこで腹の虫が収まらないのが偉い人です。
試合とは全く関係のない会社の会議の場で、偉い人が普通の社員の小さなミスをこれでもか!というくらい取り上げて、ケチョンケチョンに罵倒したそうです。
もちろん、その場にいた誰もが「この間の試合の腹いせだ・・・」とヒソヒソ話すのはいうまでもありませんが、逆らって二の舞を演じるのは嫌なので、会議が終わったあとで普通の社員に「災難やったね」と肩を叩くのが関の山です。
あると思います
オリンピックで金メダルどころか、地方の試合ですらこんなことがあるのがスポーツの世界ですから、今回のアマレスの栄監督のパワハラ騒動については、真偽のほどは全くわかりませんが、あってもおかしくないと思っています。
もちろん実際に暴力を振るうとか、嫌がる相手を無理やり触るとか、そういう直接的なわかりやすいパワハラはないでしょうが、間接的なことで、やった栄監督はパワハラと思っていなくても、やられた側に「パワハラだ!」と言われることはやっているでしょう。
「あれは冗談!ジョークだよ!」とか「これはコミュニケーションの一環だよ!」で済ませていることがいっぱいあるような気がしますね。
上が育ちすぎると下が育たないのでは?
栄監督がやってきた実績は認めますし、その情熱は誰にも負けないものを持っておられるでしょう。しかし長い目で見た場合、凄すぎる人がずっと上にい続けると、下は育たないのでは?と思うのです。
もちろん、栄監督という大きな壁を越えようとすることが育つことであって、その役割を十分果たしているとも思いますが、そこは純粋に公平な競争が行われるわけでなく、絶対的にアマレス内部の政治的な力が働いているでしょうから、いつまでたっても良い指導者は育たない気がします。
最後に
自分の場合、スイミングスクールで選手クラスを担当することもありましたが、栄監督ほどの情熱は1ミリも持てず、逆に選手クラスを崩壊させてオーナーを激怒させた過去もあるので、偉そうなことはいえません。
ただ、今回の騒動をニュースなどで見聞きして、自分の周りでもこういうことがあったな~と思い出しながら、いろいろ書いてみました。
でわ、股!!
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