先日、オウム真理教の幹部だった人たちの刑が執行されました。
それを知った、和歌山カレー事件で死刑が確定している林死刑囚が、「次は自分では･･･」と思っているそうです。
２１日、大阪市内で支援者集会があり、本人からの手紙が読み上げられた。林死刑囚はオウム事件の死刑囚の刑執行に触れ、「次は私ではないかと思うと、食事も喉を通りません。私は無実です」と訴えた。
この和歌山カレー事件については冤罪説がありまして、真犯人は別にいるのでは？といわれています。（有力なのは次女説？）
もちろん自分などが真実を知るわけもなく、ここでその冤罪説について書くほど詳しくもないのですが、ひとつだけ思うことがありまして、それは、誰がやっていたとしても、今となっては「私がやりました！」とは言うことはできず、確実に墓場まで持っていく話（以下、長いので墓バナと略す）になるのだろうなぁ～と思うのです。
この墓バナについて、ふと思うのは、その真実を自分だけが知っているなら、墓場まで持っていけばバレずに済みますが、情報を共有している誰かがいる場合は、その誰かにバラされる可能性もあるので、いくら墓場まで持っていっても、いつかバレて無駄となるんじゃないの？と。
前述した例でいえば、事件の肝となる『誰がヒ素を入れたか？』ということを、やった本人はわかっていて、それ以外に誰も知らないのであれば、自分さえ黙っていればバレないので、墓バナ成立です。
しかし不倫とかの場合、当然ながら相手がいるので、たとえ自分が墓場まで持って行ったとしたとしても、相手がバラしちゃったらそれで終わりなので、墓バナとしては成立しにくいのでは？なんて思っちゃったりするわけですが、どうでしょう？
さて今回は、そんな墓バナのお話です。
それは先日、嫁さんと「今日の晩ゴハンはマクドナルドにしよう」という話から始まります。
お互い特別マクドナルド（以下、マクド）が好きなわけではないですし、これまでに晩ゴハンをマクドナルドで済ませたことはほとんど無いのですが、『夜マック』なるキャンペーンでプラス100円でパティ（肉類）が倍になることを聞いて、それなら一度行ってみようか？ということになりました。
その日は自分が仕事で嫁さんは休みでしたので、自分の仕事が終わる時間に合わせてマクドで集合する予定を決め、お互い家を出ました。
仕事を終えて職場を出る際に家に電話するも留守なので、嫁さんのスマホにマクドに何時頃到着予定かをメールで送ります。
が、返信がありません･･･
それでも到着までに1時間ほどありますから、その間に気が付けばスムーズに行けると思っていたのですが、最寄り駅についてもまだ返信がありません。
「これはもしや？」と思い、メールではなく電話をしたのですが、嫁さんはメールを確認しておらず、まだ買い物中でマクドに来るには時間がかかるとのこと･･･
この日マクドを楽しみにして昼ゴハンを少なめにしていた自分はハラペコで、空腹感からやってくるイライラから、嫁さんに返したセリフは「もう、ええわ」のひと言のみ。
そのひと言で全てを察知した嫁さんが慌てて帰ってきますが、その後の空気は澱んだまま時間が過ぎていき、別にケンカしているわけではないのですが、マクドの話だけは出ませんでした。
そんなことがあった数日後、久しぶりに飲み会に参加した自分は、帰宅途中に酔った勢いで夜のマクドに入りました。
酔うと満腹中枢が破壊（？）され、実際には空腹ではないけれど口が寂しくなり、それに加えて頭のどこかに「食べれなかったアレを･･･」というのがあって、それで自然とマクドに足が向いたのでしょう。
その証拠に、酔っ払っているにも関わらず、あのとき嫁さんと行って食べるはずだった「フィッシュバーガーのパティを倍で」と流暢に注文しました。（たぶん･･･）
いやぁ、ウマかった～！
「食べれなかった！」という特殊調味料が加わっていたとしても、それでも美味しかったです。
フィッシュフライが倍になったおかげで、これまでバンズやタルタルソースで感じにくかった（どんな油で揚げたかわからないけれど）カリカリ感が増強され、しかも（何の魚かは知りませんが）白身魚の味もしっかりと味わえて、食べ応え十分で大満足でした！
しかし、その晩すでに寝ていて翌朝目覚めた嫁さんには、この話をしていません。
別に話したからといってキレられることもなく、「美味しかった？」と聞かれて終わりのような気もするのですが、あの事件からマクドのマの字も会話に出ず、時間が経てば経つほど言い出しにくくなり、ついにこれが墓バナとなってしまいました。
ここまで読んで下さったみなさんからは「しょーもない！」とツッコミをくらいそうな気がしますが、これが自分の墓バナです。
先日別居が明らかになった、関西の女帝こと上沼さんのニュースで『夫源病』なる言葉を目にした自分としては、「こういう些細なことの積み重ねが、夫源病の原因になるのでは！？」とビビりまくりですので、この話を墓バナと認定したのですが、意味が違うでしょうか？
それ以前に、墓場まで持っていく話をブログに書く時点で、嫁さんには捨てられるような気もしますが、そこはそれ、最後まで読んでくださったみなさんも一緒に墓場まで持っていっていただければ･･･
というわけで、宜しくお願い致します。
でわ、股！！
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