46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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父親のラジオと自分のネットのハナシ

もう70歳を超えた父親のやっていた仕事はトレーラー(トラックみたいなやつ)の運転手で、長時間ハンドルを握り続けて痔になって、手術を受けないといけなくなるほど悪化するまで座り続けて働いていました。

それで自分と妹を大人になるまで育ててくれたわけですから、何も文句はいえないのですが、ひとつだけ困ったことがありました。

 

当時、今から約50年前には、CDなんてものはまだ一般的ではなく、時代の主流はカセットテープでしたがそれも家庭での話で、父親のトレーラーには8トラックと呼ばれるカセットテープの前身機器と、普通のラジオしかありませんでした。

これが演歌好きのドライバーであれば『演歌大全集』なんて8トラックのカセットをかけて、コブシをころがしながらタイヤを転がしていたのでしょうが、カラオケの十八番が渡哲也の『くちなしの花』だった父親は、もっぱら演歌よりラジオを聞いていたようです。

ラジオの番組は決まっていたらしく、道上洋三さんと近藤光史さんの名前がよく出ていました。この2人のやっているラジオ番組はいわゆる情報番組で、巷のウワサから最新ニュースまで様々なことが話題となるのですが、それをどう受け止めるかは聞く側の自由で、父親の場合は『ありがたい情報源』だったようです。

 

そんな、ラジオから流れる情報は正しいと信じる父親が、仕事を終えて帰ってきたある日、いきなり自分と妹にこう言い放ちました。

「今夜はパンツを履かずに寝よう!」

まだ幼かった自分と妹は、その理由を深く考える気も聞く気もなく、言われるがままに下半身丸出しで寝ていると、そこに母親が帰ってきて、我が子のあられもない姿に慌てふためきます。

そこで父親から理由が明かされるのですが、どうやら『パンツを履いたまま寝るとゴムで締め付けられて、内臓に良くない』とラジオで聞いたそうで、しかもアメリカの学会で発表されたとかされてないとかムニャムニャした内容です。

それを聞いた母親が「ハイそうですか」と納得するはずもなく、結局自分たちはパンツを履かされて、それ以降下半身丸出しで寝ることはなくなりました。

このような例はあとを絶たず、ラジオで仕入れた情報を信じては子どもの為と実践しますが、結局は母親から見て怪しい場合はあっさり却下の繰り返して、毎回それに付き合わされる自分たちとしてはゲンナリでしたが、それも今思えば子どものことを考えてくれていたのだろうなぁ~と愛を感じております。

 

さて現代に話を戻しますと、ちゃんとパンツを履いて育った自分は、ラジオは聞いていませんが、代わりにインターネットで情報を得ています。

もちろんその中には父親が信じた『パンツのゴムが内臓を…』というようなトンデモ論も含まれていますが、それでもこれまでの人生で全く知らなかった情報が多いので、試したいと思うことがあります。

あのときの父親も同じようなことを考えていたのかなぁ~?と思いつつ、しかし、残念ながら自分には子どもがいませんので、それを愛する者のために実践することも、実践したあとに嫁さんから咎められることもありません。

というわけで、父親にとっての情報源だったラジオは、息子にとってはインターネットとなり、父親がその情報を愛する子どものために実践してきたことは、息子にとってはこのブログで情報を発信することになるのかな?

なんてね。

 

というわけで愛するみなさまに、インターネットで得た情報を。

歯磨きをする前に歯ブラシを水で洗わず、そのまま歯磨き粉をつけてブラッシングした方が、よけいな水分で歯磨き粉が流れなくて良いそうです。

 

え?今さら?

 

・・・失礼しました。

 

でわ、股!!

 

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