46歳で退職してブロガーになってみた

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スイミングスクールのコーチの夏は涼しいのか?のハナシ

今年の夏は異常といわれるほどの暑さですが、それを象徴するようなニュースを目にしました。

全国的に猛烈な暑さが続く中、兵庫県淡路島内の小学校で夏休みのプール教室を中止する動きが広がっている。気象庁によると、洲本市では24日、最高気温が37・1度と観測史上最高を記録。あまりの暑さにプールの水はぬるく「のぼせる」ほどだ。夏休みの学校に児童らがはしゃぐ姿はなく、セミの声が響くばかりとなっている。

(中略)

23日夕、翌日に備えてプールの水温、気温を測ったところ、水温は35度、プールサイドの日陰の気温は40度と異常に高く、水中で清掃をしていた職員は「のぼせる」と訴えた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180725-00000004-kobenext-l28

夏休み期間中は学校のプールが開放されていて、それが子どもたちの楽しみのひとつでもあると思うのですが、あまりの暑さにプールの水温が上がりすぎ、水には入れるけれど、それでも熱中症の危険があると判断されて、中止となっているようです。

もちろんこれは屋外プールの話で、強烈な直射日光が当たり続ければ、それだけのことが起きるのは当然なのですが、じゃあ、これが屋内プールであれば大丈夫なのか?

そして、その屋内プールが職場となるスイミングスクールで働くコーチたちは、傍から見れば「涼しそうで羨ましい~」と思われるかもしれませんが、果たして本当にそうなのか?、長年スイミングスクールで働いてきた経験より、いろいろ書いてみます。

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確かに涼しいのですが・・・

確かに水温が多少上がったとしても、体温より温度の低い水の中に入っているわけですから、外回りの営業や、道路工事などのガテン系の仕事などに比べたら、プールに入っている間は涼しいです。(日陰でもありますしね)

ただコーチだからといって、ずっと水の中に入っているわけではなく、繁忙期であるこの時期でも、水に入っていられるのは、社員を基準とした場合、1日に5~6時間くらいではないでしょうか。

そして、それ以外のプールに入っていない時間については、プールサイドや館内を服(ジャージなど)を着て行動しなければならず、日陰ではあっても、それなりに蒸し暑い環境ではあります。

もちろん館内にはクーラーが設置されていて涼しいのですが、これがプールから上がってきた子どもには寒く冷えすぎるので、あまりキンキンにすることもできず、動き回れば汗だくになることもあります。

 

プールのあとは火照ること多し

確かにプールに入っていれば涼しいのですが、それが終わった後、なぜか体が火照る状態となり、これが意外と厄介です。

科学的(医学的?)なことはよくわかりませんが、いくら体温より低い水温の水の中とはいえ、それが高ければのぼせる状態となっているのでは?と思われます。あと考えられるのが、プールに長く入ると塩素で皮膚がやられて、それが火照りの原因かも?というのもあります。

さらにいうと、まとめてプールに入っていればずっと涼しいのですが、場合によっては1時間レッスンをして上がり、また1時間後にプールに入って上がり、さらにまた!というパターンもあり、それで体温調節という面では体がおかしくなっても仕方がない状況になる場合もあります。

 

一番助かるのはシャワーを浴びれること

前述したように、コーチだからといってずっとプールに入っているわけでもなく、デスクワークや屋外で仕事を行うこともあるので、水の中で涼しさ満天!というわけにはいきませんが、ひとつだけイイコトがあるとすれば、シャワーを浴びれることです。

普通の会社であれば、外回りの営業職の方が帰社したとしても、汗だくになった体をクーラーで冷やして帰宅するくらいで、シャワーを浴びることはできません。(風呂完備の会社は別)

しかしスイミングスクールの場合、仕事を終えて帰る前に、水着になればいつでもシャワーを浴びることができますので、サッパリした状態で家に帰ることが出来ます。

もちろんお客さんを優先しなければなりませんが、子ども主体のスイミングスクールであれば、ほとんどの場合大丈夫でしょう。

 

結論「涼しいけれど・・・」

確かに他の仕事に比べれば、スイミングスクールのコーチは涼しい環境で働いています。

ただ、水の中に入っていても、その水温が上がれば低温風呂に浸かっているのと同じ状態となり、さらにそれが長時間となれば、のぼせる様な状態になってしまいます。

残念ながら、自分が知る限りスイミングスクールには、水温を上げる機械(ボイラーなど)はあっても、水温を下げる機械はありません。

もちろん自分が知らないだけで、そういう機械が存在するのかもしれませんが、それを設置して稼動させるだけのコストが払えるのは、国が保有するような特別なプールだけで、そこらにある普通のスイミングスクールのプールでは、新しい水を加えるくらいしか水温を下げる手がありません。

しかし、その水道水自体がこの暑さで温まっているので効果は低く、結局夏が終わるまでは仕方がない・・・というところでしょうね。

 

というわけで、スイミングスクールで働くコーチの夏は、涼しいには涼しいけれど、思っているほど快適ではない、という感じですかね。

 

でわ、股!!

 

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