浪花のモーツァルトことキダ・タロー先生が、お亡くなりになられました。
関西以外にお住まいの方にはピンと来ないかもしれませんが、関西で流れるTVCMの曲を多数作り、関西ローカル番組の代表格である『探偵ナイトスクープ』の最高顧問も務め、顔と名前を知らない人はいるかもしれませんが、曲を聴けば「ああ、あの人?」となる方でした。
個人的には『かに道楽』で、なんというか元気になる感じが好きで、しかも、かつてみちのくプロレスで活躍したプロレスラー愚乱・浪花のテーマ曲だったこともあり、今朝の朝刊で訃報を知ったときからずっとリフレインしています。
このブログで訃報に触れたときに毎回書いているのですが、永六輔さんの「人は二度死ぬ」という言葉があります。
言葉の意味としては、「一度目の死は肉体が滅びたとき、二度目の死は人の記憶から消えたとき」ということなのですが、曲というのは記憶に残りやすく、もしかすると自分も老いて(というか既に?)顔も名前も忘れてしまうかもしれませんが、きっと、曲だけは覚えていると思います。
ぴんとハサミをうちふりあげて
活きのいいのが気に入った
とれとれぴちぴちカニ料理
キダ・タロー先生ありがとございます。
どうか安らかにお眠りください。
でわ、また。