長年会社勤めをしてきて、ひとつ身に染みた言葉があります。
「何を言うか」より「誰が言うか」
たとえそれが「世間的に正しいこと」や「問題解決の正解」であっても、それを言った人間が会社の末端だったり認められていなかったらダメ!となり、たとえそれが「それあってる?」や「余計にややこしくなるのでは?」であっても、それを言った人間が単に(会社の中で)偉い人だと「さすが!そうですよね!」でOK!となります。
もちろん、それぞれが逆を言うことのほうが多く、末端社員の発想は大体すでに試されていて、偉い人の考えることは問題解決につながることが多いのですが、必ずしもそうじゃありませんのでね。
つまり、こんな感じ。
- 偉い人が正しいことを言う ⇒ OK!
- 偉い人が間違ったことを言う ⇒ OK!
- 末端社員が正しいことを言う ⇒ ダメ!
- 末端社員が間違ったことを言う ⇒ ダメ!
でも、本当はこうでしょ?
- 偉い人が正しいことを言う ⇒ OK!
- 偉い人が間違ったことを言う ⇒ ダメ!
- 末端社員が正しいことを言う ⇒ OK!
- 末端社員が間違ったことを言う ⇒ ダメ!
これだけを見ると、間違ったことを言った人が責任を取れば、偉い人と末端社員が入れ替わって会社が上手くいきそうですが、とにかく偉い人は責任を末端に回すのが上手いので、なかなかそうは行かない、世知辛い世の中となっております。(自分のいた会社だけ?)
ところで先日、YouTubeの広告で流れてきた音楽を耳にして「あ、なんかイイカンジ~♪」となり、元の曲とアーティストが誰なのかを調べるまでに至りました。
で、元の曲とアーティストが誰か?まで解明できたので満足して、そのままそのアーティストの曲を連続して聴きながら作業をしていたのですが・・・
う~ん、ピンとこない。
そこで、それだけでアッサリ答えを出すのは強引かもしれませんが、これまでの経験との合わせ技で、こういう答えにたどり着きました。
「誰が歌うか」より「何を歌うか」
(あくまでも個人的な感想なので、とりあえずゴメンナサイ)
さて、問題はここからで、「だからどうした?」と言われると大変困るのですが、最初に書いた「何を言うか」より「誰が言うか」と比べて逆だなぁ~と思っただけで、それ以上何もございません。
「何を言うか」より「誰が言うか」
「誰が歌うか」より「何を歌うか」
とりあえず、ほろよい飲んで考えましょうかね。
でわ、股!!