こんなニュースを目にしました。
空飛ぶクルマを開発しているクラインビジョンは6月30日、スロバキアで行った試作機の試験飛行で、同国の2都市間を結ぶ35分間の飛行に成功したと発表した。
昔少年だったおっさんとしては「空飛ぶクルマだぁ!」とワクワクが止まりませんでしたが、その姿を見て「なんか違う・・・」となって、あっさりワクワクは止まりました。
画像は 変身!空飛ぶクルマ 試験飛行成功(2021年7月1日) - YouTube より
いや、確かにクルマが空を飛んでいるので「空飛ぶクルマ」に間違いないのですが、そうじゃなくて、まずはクルマの形のままで浮かんで、そこからタイヤがウイ~ンと収納されて、プロペラも翼も使わずに飛んでいくのが、自分の思っている「空飛ぶクルマ」なのです。
しかも、この形のままじゃ、クルマとして翼が邪魔だろうと思っていたのですが、それはちゃんと考えられていて、翼は折りたたまれて収納されるようです。
説明によると、翼などの収納は3分ほどで済むようで、このクルマで飛行場に行って、そのまま飛んで遠いところまでフライトして着地して、またクルマに戻って道路を走る、ということらしいです。
なるほど。
わかる!わかるのです・・・が!やっぱり違う!
これは「空飛ぶクルマ」ではあるけれど、それよりも「クルマ型の飛行機」なんですよ。
あくまでもベースは飛行機で、そこにクルマの機能を追加したような感じであって、どうにもワクワク感がありません。
もちろん、どれだけワクワク感があったところで、それが形にならないのであれば単なる妄想で終わりですから、コッチの方が現実的でいいんですけどね。
ただ、妄想で好きなことを言わせてもらえれば、もし「どこでもドア」か「瞬間移動の術」が先に開発されたら、「空飛ぶクルマ」なんて見向きもされなくなるんでしょうね。
ま、妄想ですけどね。
でわ、股!!