46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

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『ホリエモン』と『フレッド・ブラッシー』のハナシ

ホリエモンこと堀江貴文さんと餃子店のトラブルの件で、ふと思ったことです。

実業家の堀江貴文氏が5日、ツイッターに新規投稿。自身が広島県内の餃子店で同行者がマスクをしていなかったため入店できなかった経緯をSNS投稿し、店への誹謗中傷が相次いたことに関する指摘に反論した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b6da6ac67687d5203338c595b87b2bb465e712

この件、ホリエモンとしては「おれは関係ない(悪くない)だろ!」というのが主張で、トラブルを知った関係のない輩たちが騒いだことで餃子店が休業に追い込まれたけれど、ホリエモンとしては店名も明かしていないし、そもそもはマスク着用義務について問題定義しただけで・・・ってな感じなんですかね。

ただ、個人的にはホリエモンが正しいのかどうか?悪いのかどうか?はよくわらなくても、少なくとも大人としての配慮が足りないと感じる点から「かっこわるいなぁ~」とは思います。

別に世の中の人全員がかっこよく生きる必要はありませんが、少なくとも自分はかっこ悪い人は尊敬しないので、他にどれだけ良いことをしたとしても、どれだけお金を稼ぐのが上手くても、マイナスのレッテルは貼られたままです。

 

ところで先日、ファイヤープロレスリングというゲームで、かつて力道山とも戦ったことのある往年の名ヒール(悪役)レスラー、フレッド・ブラッシーを作っていました。

このフレッド・ブラッシーというレスラーの得意技は『噛みつき』で、反則カウントの間であれば許されるというプロレス独自の(しかし一般の方からは理解不能であろう)ルールの中で、とにかく相手レスラーに噛みつきまくっていました。

それが現代であれば、「どうせ演出だろ?」とか「相手と同意の上でしょ?」みたいな見方をされるでしょうが、それが行われていたのが50年以上前の出来事ですから、割と本気で捉えられていました。

で、事件(事故?)が起きました。

【神戸支局】4月27日、テレビで生中継された神戸王子体育館での試合中、ブラッシーの噛みつき攻撃による残虐なシーンを見た高齢者2人が、ショック死した。

https://www.ozorabunko.jp/books/historypocket/read/p07.php

このとき噛みつかれていたのはグレート東郷という日本人側のレスラーで、もちろんプロレスという演出の中で、お互い信頼関係があった上での攻撃だったのですが、その当時はそれを知らない、つまり本気で噛み付いていると思ったであろうご老人が、ショックでお亡くなりになりました。

このとき、当然ながらフレッド・ブラッシーには「なんてヤツだ!」という目が向けられましたが、そこはプロの悪役ですから、インタビューに対してこう返したそうです。

「たった11人か。俺は100人殺す予定だったんだ!」

(ここでいう「11人」とは、前述した事件で亡くなった人が全国で11人いたということから)

フレッド・ブラッシー - Wikipedia

しかしウィキペディアには、こうも書かれています。

後のインタビューでブラッシーは「たった11人か。俺は100人殺す予定だったんだ!」とヒールを貫いたが、内心ショック死事件に心を痛めていたブラッシーはカメラの前を離れた時そっと死者に対して黙礼していた。

う~む、かっこいい!

これ、プロレス的にいうと、実はヒールレスラーの方が紳士的で逆にベビーフェイス(善玉)の方が悪人で、例えばタイガー・ジェット・シンなども・・・という話は長くなるので、このへんにしておきましょう。

 

さて、こうなると最初に書いた『ホリエモンと餃子店のトラブル』も、実は仕組まれていたことで・・・となりますが、陰謀論や妄想が好きな自分でも、さすがにそれはないだろうと思います。

しかし、実はホリエモンがヒール(悪役)で、口ではああやって言っているけれど、実は心を痛めていて、離れた場所でそっと・・・

 

ない!ない!ない!ない!

 

ま、頭の良い方の考え方は理解できないですから、これも炎上商法というかプロモーションの一環で、この騒動に興味を持つことでホリエモンの手の平で踊らされているような気もするので、この件に関してはこれ以上深く関わらないほうが、身のためでしょうね。

 

でわ、股!!