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プールマスクマンをプロレスマスクマンがレビューするハナシ

いきなりですが、このブログにお便り(コメント)が届きました。

そゆえば マスクド・ニシオカ さんにはぜひコレをネタにしてほしい気が…

https://digital.asahi.com/sp/articles/ASN663PXJN5XUTIL01Q.html

"プール用の透明マスク誕生 泳いでもずれなくて注文殺到"

送り主はブログパイセンであるwattoさんで、以前書いた、30年やっているスイミングスクールの仕事に関する記事に頂きました。

スイミングスクール営業再開もスポーツ庁発信の「2m間隔」はどうするのだろう?のハナシ - 働けおっさんブロガー

コロナウイルスのおかげで休業をしていたスポーツ業界ですが、緊急事態宣言解除で徐々に再開されており、自分も約3ヶ月ぶりにプールに入りました。

ただ、完全にコロナ前の状態に戻ったわけではなく、ウイルス感染を防ぐための策が取られており、指導者はプール内で使用できる、濡れても大丈夫なマスクを使うことになりました。

で、これはたまたまなのですが、自分が働かせてもらっている会社もこの商品(プールマスクマン)を導入しており、実際に使うことが出来ましたので、使用感などの感想を書くことができます。

ただ、身バレというか会社に迷惑がかかるかも?と思って書こうかどうしようか悩んでいたところにwattoさんからのお便りが届きましたので、それを言い訳に書くことにしました。(もちろんwattoさんには罪はございませんので、あしからず)

というわけで、プール用透明マスク『プールマスクマン』のレビューです。

 

プールマスクマンの紹介

販売しているのは「ロッキンプール」という会社で、社長さんは元競泳選手だそうです。

株式会社Rockin'Pool

で、会社のHPでも商品の紹介がされているのですが、せっかくなので、自分が使ったヤツを紹介しておきます。

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素材については「厚めのビニール」で、特に変なニオイもしませんし、そう簡単に破れそうな感じではありませんし、縫っている部分が肌に触れない設計なので、顔が切れたり痕が残る心配もありません。

黒のヒモはゴムで伸縮し、長さを調整するボタン(?)が付いていますので、かなりの親切設計なのでは?と思います。

 

で、これを装着するとこうなります。

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自分のような顔がデカイ人間でも十分納まるサイズになっており、自分のようなしゃべるとツバの飛ぶ人間でも、これなら飛びようがないでしょう。

マスクの横は密着しており空気が流れず、ハナの上とアゴの下に隙間から空気が流れるようになっているので呼吸は出来るのですが・・・(これについては後述します)

 

メリット

この商品の本来の目的である「飛沫感染を防ぐ」という部分に関しては、もう完璧といってもいいでしょう。

あとは本来の目的とは外れますが、小さな子どもには「ロボットみたい~」と喜んでもらえたので、一応メリットに加えておきます。

 

デメリット

「飛沫感染を防ぐ」という意味では問題のない商品ですが、「スイミングスクールで子どもに水泳指導をする」という意味で使用すると、いくつかのデメリットがありましたので、それをリストアップするとこんな感じです。

  • 息が苦しい
  • 声が届かない
  • 空気の流れで目がかゆい
  • 水中に落としたら見つけにくい

 

息が苦しい

スイミングスクールの指導を経験した方であればわかるのですが、普通のスイミングスクールに通う子どもに水泳を教えるとき、指導者であるコーチはあまり泳がず、プールの中で立って指導をしています。

なので、この「苦しい」は泳ぐ場面ではなく、普通にプールの中で使うにあたっても「苦しい」です。

もちろんプールの中で立ってじっとしていれば苦しくなりませんが、特に低年齢の子どものクラスになると声で指示を出すことが多く、それをベースに考えた場合、マスクをしていることで苦しく感じました。

もちろん、慣れてしまえば普通になるのかもしれませんが・・・

 

声が届かない

当たり前ですが、このマスクをしたままの状態だと、声がこもって小さくなります。

これもスイミングスクールコーチであればわかるのですが、コーチに必要なスキルとして「声」というのが非常に重要となりますので、それを妨げられるのは、前述した息苦しいことよりも不便に感じました。

そこで打開策として、子どもに指示を出すときはマスクを前にひっぱって隙間を作り、それで声が通るようにはなるのですが、片手が使えないときに限りますし、緊急時(子どもに危険が迫ったとき)などは使えない手なので、どうしたものか?と考え中です。

まだ試していませんが、あえて顔の横に何か挟んで隙間を増やそうか?とも思ったりしますが・・・

 

空気の流れで目がかゆい

細かいことで申し訳なく、息が荒いと言われればそれまでですが・・・

前述したように、このマスクにはハナの上とアゴの下に隙間ができる設計で、そこから空気が流れるようになっています。

となると、そこに空気が集中して目に当たってかゆくなるのは、自分だけでしょうかね?

 

水中に落としたら見つけにくい

ここまで来るといちゃもんと言われても仕方がリませんが、実際、他のコーチがプールの中で紛失してしまい、透明であるが故に見つけるのに時間がかかったという事案が発生しております。

これがゴーグルでも同じようなことが起きるのですが、ゴーグルの場合は全体的に色が付いていることが多いので発見しやすいのですが、このマスクの場合は黒のヒモの部分だけが頼りなので、少し難しくなります。

ま、その前に「失くすな!」でしょうけどね・・・

 

最後に

というわけで、プールマスクマンのレビューをプロレスマスクマンが行ってみましたが、これでも一応30年の経験があるちゃんとしたコーチなので、あながちハズレまくりというわけでもないと思います。

もちろん商品としての本来の目的を果たすことは十分出来ているので、細かいことに目を瞑れば、何の問題もない良品でしょう。

なお、この商品は販売する「ロッキンプール」の公式サイト から行えますし、お試しサンプルもあるみたいなので、興味のある方はコチラからどうぞ。

mask.rockinpool.com

 

でわ、股!!