46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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危うく高田純次さんの言い付けを忘れるところだったハナシ

46歳で20年以上勤めた会社をやめて、今は週2回だけ働かせてもらっています。

職場はスイミングスクールで、そこで子どもに水泳を教えているのですが、コーチとして個人契約を結んでいるだけなので、スクールの運営や経営に関しては基本的にノータッチです。

ただ、これまでスクールの運営と経営をやってきた経験があるので、『聞かれたら答えますよ』というスタンスを職場の方には伝えておりますが、あくまでも個人契約の一(いち)コーチとして、出来るだけ出しゃばることのないように気をつけております。

 

そんなスタンスで働かせてもらっているのですが、たまに若手のスタッフに意見を聞かれることがあります。

スイミングスクールのコーチの研修方法は色々ありますが、基本的にはメインで指導するコーチのサブとして一緒にクラスを担当して、それで指導のやり方を学んでいきます。

ただ、それだけだと足りないので、たまにレッスン外の時間に話をして、サブに付いたスタッフの疑問などを解消するわけです。

 

で、先日も若手男性スタッフ2人に話をすることになったのですが、そのときに質問を受けて、それに答える形で話すことになりました。

そもそもスイミングスクールのコーチの仕事は、「複数人を同時に教える」のが基本中の基本ですので、「複数の人間に同時に理解できる説明や指示する」必要があります。

しかも、その複数の人間は同じではないので、それらを含めて声の大きさや話すスピードなどを変える必要があります。

そして、もうひとつ大事なのが「話す前に聞かせること」で、いくら大事なことを話したとしても、相手がそれを聞いてないなら無駄な時間となるので、その前にコチラに集中させるためのテクニックが必要なわけです。

残念ながら、このことをキチンと教わらないでメインを持つコーチがたくさんいて、そのコーチはがんばって説明をしているのですが、その子どもは家に帰って「あのコーチ、何いってるかわかんない」なんて子どもに言われたりしていてるのが現状なので、すぐに出来なくてもいいけれど、そのことを知っているかどうかで、今後違ってくると思います。

 みたいなことをスラスラと話しながら、話を聞く若手男性スタッフ2人の顔を見ると、「なるほど~」と書いてあるように見えます。

それがガソリンになり、おじさん(自分)の話すエンジンはさらに加速して、言葉尻も変わってきます。

ところで、子どもが払う月謝(月会費)っていくらか知ってる?

例えば1ヶ月8000円だとした場合、週に1回のレッスンで2000円払っていることになるということは、2000円以上の価値が無いとダメなわけ。

同じプールに親子で行って1000円で済むとしたら、その差額の1000円分がスイミングスクールの価値=コーチの指導となるわけだから、「ただ泳がせるだけ」とか「待っている時間が長い」と思われたら、その価値は低い=「これだったら親子で市民プールに行くのと変わらない」といわれても仕方ないの。

だから子ども全体をコントロールするテクニックが必要で、そのために子どもが喜びそうな話や動きをするのだけど、それが上手く行くときもあれば上手く行かないときもあってね・・・

ただ、それがこの仕事のやりがいであり、どんなに上手くレッスンが行えたとしても、いつも99点止まりとして、100点を目指してがんばるの!

って、ここまで話しているとめちゃくちゃ気持ちよくなって、さらに話を続けようかと思ったとき、高田純次さんの名言が頭をよぎりました。

 

歳とってやっちゃいけないことは・・・

「説教」

「昔話」

「自慢話」

www.youtube.com

 

あぶないあぶない!

これ以上エンジンが暴走してしまうと、自慢話や昔話を始めてしまい、最後には説教を行うところでしたが、何とか高田純次さんのおかげで急遽エンジンのキーをOFFにして、強引に話を終えて、サッと立って、その場を去りました。

 

というわけで、今後も出しゃばらないように気を付けて、働かせてもらいます。

 

でわ、股!!