46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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スイミングスクールにおける子どものトイレのハナシ

スイミングスクールで子ども対象にレッスンをしていると、トイレに行きたいと言い出します。

もちろんプール内で漏らされたら衛生的にまずいですし、それ以上に保護者から見て、「ウチの子がトイレアピールをしてるのに、コーチが気付いてくれない!」と憤慨されてプールサイドに怒鳴り込んで来られてもいけないので、できるだけ行かせるようにしています。

ここで「できるだけ」と書いたのは理由がありまして、長年この仕事をしていると本当の尿意じゃなくて、別の理由でトイレに行きたがってる、というのが何となくわかります。

それは誰かがトイレに行くのを見てマネしているだけだったり、今から苦手な練習をするのがわかっていて、それから逃げ出すためだったり、「トイレといえば聞いてくれる」と思っているのでしょう。

ただ、最近は時代が時代なので、長年の経験から明らかに違う理由だと判断しても、そのまま行かせるようにしていますが、本音は違います。

「トイレに行かせないコーチ」とだけ聞くと虐待と取られても仕方がないのですが、そうではなくて、いかにトイレに行くことも忘れる楽しいレッスンができるか?を考えているコーチがいて、そのコーチは、「できればトイレに行かせたくない」もしくは「トイレに行きたいと言われた時点で、負け」と思っています。

もちろん全てのコーチがそういう考え方をしているわけではなく、昔からコーチをやっている人などに限られますが、今の時代、なかなかこの考え方は理解してもらえないような風潮なので、若いコーチに伝承するかどうかは難しいところです。

 

あと、月4回のレッスン代が6000円として1回1500円、その1回で水の中に入るのが50分として1分は30円、トイレに3分かかったとして約100円。毎回トイレに行けば、毎回100円損したことになる。

もちろん、全てのお客さん(保護者)がこんな計算をするわけではありませんが、こんな計算をするお客さんがいないわけではありません。

なのでコーチはお客さんに無駄なお金を払わせないように、できるだけレッスン中にトイレに行かせないようにとアレコレ考えるのですが、そういうところの子どもに限ってレッスン前にトイレに行っておらず、始まってすぐに「トイレに行きたい」と言い出して…はぁ〜となっちゃいます。

 

たかがトイレ、されどトイレ。

 

そんな風に考えているコーチがいることだけは、書き残しておきます。

 

でわ、股!!