酒に飲まれて道端で寝て、財布を失くしてから、3週間ほどが経ちました。
失った現金は返ってきませんが、様々な手続きにより、各種カードや運転免許証に健康保険証などは、再発行という形で返ってきました。
しかし、当然ながらそれらを入れていた財布は返ってこず、現金や各種カードに免許証や保険証etcを入れておくモノが必要なのですが、新しい財布を買っていません。
もともと財布に限らずブランド品に興味が無く、必要とされる機能さえ備わっていれば、別に安物だろうがあまり気にしないタイプです。
- 財布 現金とカードが入ればOK！
- 時計 時間がわかればOK！
- クツ 穴が空いていなければOK！
- スーツ 破れていなければOK！
- カバン 持ち手が取れていなければOK！
ただ、会社勤めをしていたときは『会社の看板を背負っている』ということもあり、社会人として必要最低限の品は買い揃えていましたが、それですらメンドクサイと思っていました。
もちろん、高級ブランド品を装備する人を非難するつもりはありませんし、それらを見て「凄いなぁ」とは思います。（何が「凄い」のかは、伏せておきます･･･）
しかし、どうせお金を使うなら、気が合う人とビールを飲みながら、楽しい時間を過ごすほうが有益だと思うので、本当に必要最低限、会社に怒られないレベルの物しか買っていませんでした。
それが会社を辞めることで背負っていた看板を降ろしたので、それまで必要だった物（時計・クツ・スーツ・カバン）は不要となり、使わなくなりました。
しかし、さすがに財布だけは使い続けていて、無くなると困るだろうな～と思っていたところに、財布を失くすというイベントが起きたわけです。
「それじゃあ困るでしょう」と、嫁さんが化粧品を入れるようなポーチを渡してくれて、当面はそれで凌いで、新しい財布を買うことを許されていたのですが･･･アレ？財布･･･いる？となりました。
基本的に家でブログを書いて、YouTubeに公開する動画を作るのが忙しくて、そもそも外出することが無く、ここだけ見ると、財布が必要かどうか以前の話です。
それでも週に2回だけ働きに出るのですが、それだって交通費はPiTaPa（ICカード）で決済して、そのときだけ食べる昼食はひとりなので、嫁さんからもらったポーチからお金を出すか、ポケットに入れた小銭、それで十分です。
もちろん、それ以外に外食することもありますが、ほとんど嫁さん隣にいて家庭の出費として支払ってくれますし、会社を辞めて飲みに誘われることもなくなって、若いスタッフを飲みに連れて行くことも、ストレスを解消するためにひとりで飲みに行くこともなくなりました。
そうやって3週間生活してみて、やっぱり財布･･･いる？となって、新しい財布を買わずにいます。
もちろん、会社を辞めたことで収入が4分の1ほどに減って、新しい財布を買う数千円ですらケチる必要があるのも事実ですが、それよりも、自分の身の回りにある物で、本当に必要な物ってどれだけあるのだろう？みたいなことを考えるようになっています。
だからといって「断捨離に目覚めた！」と身の回りの物をバンバン捨てることにはならず、「不要な物は買わない！」程度のことなのですが、その考え方が出来るから、会社を辞めて収入が減っても生きていけているのだろうなぁ～。
などと思う日々でございます。
というわけで、もうしばらく（ちゃんとした）財布を持たず、そのうち嫁さんから「買いなさい！」と言われるまで、ポーチ＆小銭をポケットに入れる生活を、楽しみたいと思います。
ちなみに、ブランド物の財布がどれくらいするのか？アマゾン先生で調べてみました。
お値段は･･･
313,200円？
凄いなぁ～
でも、これと機能は変わらないのになぁ～
でわ、股！！
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