46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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ブログに無縁の人にどうすればブログの良さが伝わるか悩む

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高校のときのクラブの同窓会に参加

どうも、マスクド・ニシオカです。ビールはキリン派です。

先日、ここにも書きましたが、高校のときの水泳部の同窓会に行ってきました。年に2~3回開催されていて、参加者は多くても10人くらい、同窓会メンバーのひとりが経営しているお店(割烹)に集合するのがだいたいのパターンです。参加メンバーの年齢層は、自分の年齢が1番下でその上が6才上の先輩くらいまでがいつものメンバーで、たまにいつも来ない人が参加するような感じです。

自分が退職したことを告白した

さて、その日もいつものメンバーで集まってビールを飲み始めました。当然ながら全員水泳経験者ですが、水泳の仕事をしているのは自分ともう一人だけで、もう一人は主婦をしながらアルバイトとして働いています。なので、社員として水泳の仕事をしていたのは自分だけということになるので、顔を合わせば社交辞令のように「ニシオカは、夏やから忙しいんやろ?」という感じになります。そこで、「ん?(ニヤニヤ)」という反応をしていると「えぇ!?もしかして辞めたん?」という反応が返ってきます。

その後、しばし後悔する

その後は女性陣からの質問ラッシュが続きます。

「なんで辞めたん?」

「いつ辞めたん?」

「会社と揉めたん?」

「誰かとケンカしたん?」

「でも、気楽でええやん!」

「退職金ようけもうたん?」

「次の仕事はどうするん?」

「奥さん、怒ってへんの?」

「離婚は?大丈夫なん?」

「あ、水泳のプライベートレッスンとかしたら?」

「おばちゃんにはウケるんちゃうの?」

「ニシオカの場合、居酒屋でもええやん!」

「腕は無くても、貫禄だけはあるもんなぁ~」

「アレやったらここで雇ってもらったら?」

「てか、ニシオカがオーナーになったらええやん」

もうね、言いたい放題です。言わなきゃよかったと後悔すらしてしまいます。もちろん、自分のことを心配してくれているとは思うのですが、途中からは完全に酒のあてにされているだけで、勝手に自分は居酒屋のオーナーになる話になり、結局は店の店主にそれを断られて終わる、という悲しい結末で撃沈し、それ以降自分が会社を辞めた話は浮上してくることはありませんでした。他人が退職したことなんて、そんなものなのです。

店の店主は1つ年上の先輩

同窓会は店を貸し切ってやるわけではなく、通常営業の中で行われますので、自分たち以外にもお客さんがいます。それを店主である自分の1つ上の先輩とアルバイトの若い女性で切盛りしています。

一般のお客さんが帰って店の閉店時間が来ても同窓会は続き、特に男性メンバーは全員まだまだ飲み足りないという感じです。そこにその日の伝票の整理を終えた先輩が合流してきたので、少し話をすることにしました。

その先輩はアナログ人間

その先輩とは30年来の付き合いで、ネットとかパソコンとかSNSとかそういうのが苦手なのを自分は知っています。なので、自分が本格的にブログをやっていることを伝えるかどうしようか迷いましたが、飲んでいることもあり話してみました。伝えてみると、先輩自信が苦手なこともあり、全否定とまでは行きませんが「あぁ、あれはいらんわ・・・」という感じで取り付く島もございません。

同窓会終了

その他もナンダカンダとありましたが、同窓会は終了しました。もう自分は自力歩行がギリギリの状態でしたが、電車がある時間に帰ろうとフラフラになりながら帰路につきました。途中でラーメンを食べて結局タクシーで無事帰宅です。

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現代はネット社会と言うけれど

あいかわらず長い前置きですが、ここからが本題です。その先輩がブログに興味を持たないのは昔からアナログ派の方だったのでわかっていたことなのですが、そういう人にブログの面白さを伝えるのって難しいと思ったわけです。

今や一家に一台どころか1人に1台くらいPCは普及してきていますし、PCは持っていなくてもスマホやタブレットがあって当然という感じです。でも、世の中にはそれに触れずに生活している人がいるわけで、その先輩もそのひとりです。しかし、その先輩もスマホは持っていますし、検索くらいはすると思うんですけれど、ブログに関してはまるで別世界という感じです。

先輩に認めてもらいたい!ほめてほしい!

これは完全に個人的な感情なのですが、どうしても、男性のステイタスとしてどんな仕事でどれくらいの地位なのかが、話題になります。自分はリタイアして自由になることを選んだので、別にそのレースから脱落することは自業自得なので構いません。

しかし、なんだかその先輩には理解して欲しいしわかってほしい、出来れば認めてもらいたいしほめてもらいたい。しかし、どれだけブログでがんばっていたとしても、ブログという尺度の違いがあって、こちらの規準が相手には通じていません。

ブログで「すごいなお前」と言わせられるか

ちょっと、この記事を書き始めた主旨と変わってきている気がしますが、いつものことなので突っ走ります。(本当は「どうやったら、PCに疎い人をブログの世界に引き込めるか?」みたいな感じでした)

普段PCを使っている人はブログに流れ着く可能性がありますが、そうでない人はブログになかなかたどり着きません。しかし、少なからず接点はあるはずなので、それをどう生かすかを考えてみました。

検索の力を見せ付ける

先輩のお店は、もう7年もやっていてそこそこかなりの人気店です。しかし、当然ながら自分がやらないのでお店のHPなどはありません。食べログとぐるナビには載っていますが、それほど多くのコメントもついていません。

そこで、勝手にこのお店を掲載するかブログで記事にするか、強引に宣伝してお客さんがわんさか行くようになって、先輩に「なんでや?」と思わせて、お客さんが「すごい面白いブログで紹介されていたので来ました」と言わせて、それを聞いた先輩が「誰がやってるねん・・・あ!ニシオカや!」と言わせる。うふふふ。

実際、この記事に食べログのリンクを貼り付けてやろうかと思いましたが、やってみてもそれほど効果がなかったら悲しいので、今はやめておいてあげます。

本を出版する

自分の世代の人間は、読むといえば本であって、情報も勉強も娯楽も紙が基本です。自分もこうやってネットに依存しているからPCの画面で文章を読むことが多いのですが、いまだに本を買って紙に書かれている文字を追いかけます。そして、それが一番の睡眠導入方法です。自分の場合。

なので、「人気ブロガーになったんです!」と言っても見向きもされないと思うのですが、「本を出版しました。しかも、自費出版では出版社からですよ(ニヤリ)」と言ったほうが先輩をギャフンと言わせられます。

諦める

このブログが超有名ブログになって、そこで紹介されることがすごい貴重なことになったとしても、自分がこのブログをきっかけにエッセイストとかになって、有名人になったとしても、たぶん、先輩は「ふぅ~ん」くらいになりそうです。きっと。

先輩は高校を出てから料理一筋で来ているので、料理以外のことにはあんまり興味がありません。女性関係も、自分のお店を手伝っていたアルバイトの若い女性と上手いことやって、結婚して子どもまで作りやがりました。結構な年の差結婚のはずです。

そして、その2人の間に出来た1歳になったばかりの子どもと奥さんが店に顔を見せにやって来てくれました。自分としては、スイミングスクールで長年働き、赤ちゃんの扱いには慣れているほうです。しかし、先輩に話を聞くと育児は全くやっていない。ということなので自分の方がこんなんできますよ!みたいなアピールをしたのですが、それに対して先輩がひとこと「そんなもん、たいしたことない」とピシャリ。あんのヤロー

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絶対見返してやる!

こうなったら何が何でもブログで成功して、いつかあのヤロー先輩を見返してやりますよ!もう、ブログの良さを伝えるとかどうでもいいんですよ!

せっかく店が忙しいから、サーバーでビールを注ぐのを手伝って「先輩!ほら泡の具合みてください!完璧でしょ?」って言っても「そんなもん、高校生でも出来るわ」やと?ちっくしょー!せっかくこっちがそっちの世界に歩み寄ってやろうとしているのに、くそー!

よぉーし!たぶん次は忘年会か新年会で会うだろう、そのときまでにブログで結果、いや足がかりでもいい!何かをつかんで今度こそ堂々とアイツ先輩の前に立ってやる!そしてこう言ってやる「お前先輩が知らないだけですよ」ってな!

ハッ!妄想か・・・

いや、実はね。先日、高校のときの水泳部の同窓会に参加してきまして、すごく楽しかったんです。

で、自分の退職のことを報告したら、みんな心配してくれてうれしかったです。

そして、自分の慕っていた先輩ともお酒を飲んでいろいろ話したんですけれど、その人にだけはブログを書いていることを告白したんです。

でも、その先輩はそういうのに疎くてブログにはあんまり興味がないんですよ。

そこでね、ブログに無縁な人にどうすればブログの素晴らしさを伝えられるのかなー?って話なんですけど・・・

あれ?デジャブ?

あとがき

まず、99.9%先輩には届かないと思いますけれども。先輩、冗談ですからね。あんまり嫌わないでくださいね。(話の流れで「お前キライ」と言われたのはホント)ただ、実際に先輩にいつかブログを読んでもらえたらと思うのはホントで、それがやる気に繋がっているのもホントです。

そして、いつもの調子で書き出したら変な方向に行ってしまいましたが、狂っているのでお許しください。(狂っている件についてはコチラを読んでみてください)

愛すべき狂った読者さまへ - 働けおっさんブロガー

ただ、この同窓会で自分と同年代の人間と会って、ブログの一般における知名度というか浸透度みたいなものは、やっぱり低いのかな?と思いました。しかし、それを増やす必要があるのか?とか、それは自分のやるべきことか?とか、ちょっと考えてしまいました。

自分はこれまでスイミングスクールで働いていましたので、『少子化』という言葉に敏感にならざるを得ませんでした。お客さんの大半を子どもが占める以上、そのマーケットが縮小されれば当然生き残りをかけた戦いが始まり、それに勝てなければ生き残ることは出来ないからです。

もし、これと同じようなことが言えるなら、ブログにおけるマーケットが減少しているとは今のところ思いませんが、そのマーケットがどのくらいあるのか?、今後減っていくのか?増えていくのか?そんなことがわからない状態だと、ブログで収入を得ようとしている人は、ただやみくもに踊っているだけになります。

 

自分の検索能力ではこんなのしか見つけられませんでした。

ブログの実態に関する調査研究
~ ブログコンテンツ量の推計とブログの開設要因等の分析 ~
平成 21 年 3 月
総務省 情報通信政策研究所

http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2009/2009-02.pdf

ブログ・SNSの経済効果の推計
平成21年7月
総務省 情報通信政策研究所
調査研究部

http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2009/2009-I-04.pdf

自分なんかが読んだところであんまり分かりませんでしたし、情報自体が古いので何とも言えません。ただ、今のところはブログに関する数字は増えているというのはなんとなくわかります。ちょっとだけ安心です。

 

ブログの先人であるSHIJIN氏がこんな記事を書かれていました。

shijinblog.hatenablog.com

ブログというものが、日記からコミュニティに変化していくならば、ブログに接点を持たない人を、どうすれば呼び込めるのだろうか?なんて思うわけです。きっと良い記事を書き続けることがひとつの答えであることは間違いないでしょう。

ただ、いくら良い記事を書いても、それを読もうともしない人が身近にいたので、そう考えてしまったというわけです。もちろんSHIJIN氏の意見には賛同ですし、ブログの先人であるSHIJIN氏が「その先にあるものが何なのかはまだ誰も知らない、、」と書かれている以上、自分なんて出たとこブロガーが何も言えません。

そんな簡単なものではありません。でも、単純に考えると、ブログ読者というマーケットが増えれば、ブログでメシを食える人が増えるのではないかと思ってしまったのです。そんなことを思っていたらこんな記事になってしまいました。なんとなく、長くなってすみません。

 

でわ、股!!

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