46歳で退職してブロガーになってみた

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育児放棄する前にベビースイミングをオススメします

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 いつまでもなくならない育児放棄による事故ニュース

先日、このようなニュースが出ていました。

堺市堺区のマンションで昨年6月、3歳の男児が救急搬送され、死亡する事件があり、大阪府警は今年7月、男児を自宅浴室に閉じ込めたとして、監禁容疑で養父の常峰渉(32)と実母の美香(23)の両容疑者を逮捕した。

www.sankei.com

こういうニュース、昔からたくさんあってその数が増えることはあっても減ってはいないような気がします。そして、育児放棄が無くなっていないのは間違いありません。

自分には子どもがいませんが

結婚してもう少しで20年経ちますが、自分たちには子どもがいません。なので、子育てをしたことがありません。「子育てを経験していない人が育児放棄について何を?」と思われるでしょうが、自分は水泳のコーチとして26年働き、スイミングスクールの支配人も勤めました。スイミングスクールにもよりますが、ベビー(親子)クラスというのがありまして、自分もベビースイミングの担当コーチもしていました。

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ベビークラスの目的

「赤ちゃんがプールに入って何がいいの?」「水に濡れたら風邪を引くのでは?」「たくさんの人が入るプールは不潔なのでは?」きっと、スイミングに通っていない方はそう思われるでしょう。それらのことは通ってみないとわからないと思いますので、特にここで意見は書きませんが、ひとつだけベビークラスの目的にひとつを書いておきます。

ベビークラスは、お母さんが育児のストレスを開放するのが目的のひとつです。

子育てをするお母さんには、少なくとも何らかの育児に対するストレスがあります。これは男性には理解してもらいにくいもので、子どものことが好き嫌いというのとは別です。そのことを理解してもらえる人が近くにいるだけで安心できます。しかし、現実としては核家族化が進み、育児に関する相談を祖母にすることも出来なくなっています。そんなときに、自分と同じ悩みを抱えている人と一緒にプールに入ることで、ストレスを解消しつつ相談できるのです。

ベビースイミングってどんなことをするの?

細かいことは見学すればすぐにわかりますが、簡単に書いておきます。

  • 基本は抱っこして歩く
  • コーチのリズムで水遊び
  • 潜ったりジャンプしたり
  • お母さんが泳げる時間がある場合も
  • 最後は赤ちゃんとオモチャで遊ぶ

スイミングスクールによって考え方や時間や流れなどが変わりますが、基本的には赤ちゃんとお母さん(お父さん)のスキンシップを図ることです。担当コーチが誘導して歌を歌ったり体をリズムに合わせて動かすだけで、お母さんのストレス解消は間違いありません。

そして、それを同じ赤ちゃんを抱えた人同士でそれらを出来ることが、ベビースイミングの目的となるわけです。同じ月齢の赤ちゃんでも赤ちゃんの成長には大きな差があります。お母さんにはそれだけでも心配になりますが、それ以上の体験をしている人の経験談を本人から聞くことが出来れば、それ以上の安心はありません。

赤ちゃんの成長には役に立ちますが

これはスイミングスクールではあんまり語られないと思いますが、実際には1歳未満の赤ちゃんがプールに行っても、すぐに泳げるようになるわけでもなく、それどころか反応の少ない赤ちゃんだっています。なので、通っているお母さんとしては「高いお金を出して、これは意味があるの?」と思うようになります。

赤ちゃんが反応をするようになり、水に入って喜び、潜っても泣かなくなるには時間がかかります。その時間については赤ちゃんによって変わりますが、それでも必ずそうなります。それを楽しみにしているお母さんにはもどかしいかもしれませんが、ベビースイミングの目的をそこに置いてしまうとプールに通うのが嫌になります。

ですので、ベビースイミングにはお母さん同士の愚痴を言う場所とか情報の交換する場所と思って通えば、気楽に通えて赤ちゃんの成長はついでくらいに思えるようになります。

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ベビースイミングの担当をしていて思うこと

自分もベビースイミングの担当をしていましたが、初めて子どもを育てるお母さんって本当に大変なんです。思い通りに行かないことが多くてイライラするし、それを周りの人は理解してくれないし、旦那は協力してくれないし、親がいたとしても助けてもらう代わりに小言を言われたりするし。それを聞いてあげることしか出来ませんが、聞いているだけで大変なのが伝わってきます。

でも、そうやって吐き出す場があるだけマシで、それを吐き出せていない人はどうしているんだろう?と思うわけです。だから、金銭的に余裕があるのではあれば、ぜひベビースイミングに行くことをオススメします。

ベビースイミングに通う方法

近所にスイミングスクールがあれば、見学をしてみればいいでしょう。

もし、近所にスイミングスクールがあるかわからなければ、検索で『ベビースイミング 〇〇〇』の〇〇〇の部分に自分のお住まいの地域を入れれば出てくると思います。

最後に

もちろん、今回のニュースは特別なことであり、すべての家庭で問題があるとは思いません。ただ、自分の知る限り、子育ては大変でありそう簡単なものではないはずです。なので、少しでもその負担が解消できれば!と思ってスイミングスクールはベビークラスをやっています。

実際は、担当コーチが若く子育ての経験が無い人もいますが、ベテランの担当コーチはおせっかいを焼きすぎる場合もあるので、これは諸刃の剣です。それよりも、同じお母さん同士でコミュニケーションを取って育児を楽しめるようになってもらえれば、と思います。

 

スイミングのことをまとめてみました!

 

でわ、股!!

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