先日、肺炎で入院していろいろ検査したら血液(骨髄)の病気ということが判明した親父の担当医から「病状の報告を直接お話したい」と連絡があり、妹と病院に行ってきました。
予定より早く着いたので、妹と、親父のこと実家のこと今後のことなどを話していると、親父の貯金額の話になりました。
どうやら妹が親父に頼まれて病院代などのお金を下ろすために銀行に行き、それまで謎だった貯金額が、1円単位までわかったみたいです。
といっても大した額ではなく、普通に定年まで働いて、それほど贅沢しなければ残る額だと思います。
ただ、親父はベットの上で、お金を使うといえばテレビカードくらいで、いくらお金があっても使うことは出来ず、いくらお金があっても健康は買えない状態です。(若ければ別ですが・・・)
いわゆる「あの世にお金は持って行けない」ってやつですね。
担当医からの説明には何の問題もなく、今後も宜しくお願いしますと頭を下げて病院を後にしましたが、ずっと頭には『あの世にお金は持って行けない』という言葉が浮かんでは消えます。
その帰り道、昼ゴハンを食べるために牛丼屋さんに入り、大盛を注文しかけて、やっぱり特盛にしました。
さらに帰り道、いつも通る道にある障碍者施設の前に、いつもは見かけないテーブルが置いてあり、何が売られているかわからないけれど、明らかに売れている様子はなく、近くまで行くとお菓子(台湾カステラ?)が売られていたので、嫁さんへのお土産に買いました。
そして帰宅して、押し入れにあったコレを引っ張り出しました。
親父の貯金よりさらに少ない額ですし、自分があの世に行くまでには(たぶん)まだ時間がかかるでしょうが、『あの世にお金は持って行けない』の言葉が頭から消えないので、とりあえず使ってしまおうと思います。
というわけで、たまにはアイスクリームでも買いに行こうかな。
でわ、股!!