無欲でありたいと思っています。
思っているだけで具体的に何かするわけでもなく、真理を求めて出家して修行するつもりもありませんが、「無欲最強!」てな軽いノリくらいで、そう思っています。
ところが、「無欲になりたい!」と思っている時点で、「無欲になりたい!という欲」があるわけで、つまり無欲ではありません。
そのことに気付いたとき、というか気付くのがだいぶ遅いのですが、なんとなく「おお!」となりました。
おそらく、本当の無欲とは、何も思わないでも無欲になっている状態のことで、自然にそうなっていないとダメなんでしょうね。
もちろん素人なので、合っているかどうかはわかりませんが・・・
でも、こういう話が好きなんです。
例えば「何も考えないということを考えている」とか、例えば「今という時はすでに過去」とか、難しいと言われたら難しいですし、矛盾していると言われたらそうですし、子ども騙しと言われればそれまでですが、なぜかこういう話が好きなんです。
なので「無欲という欲」に気付いたとき、「おお!俺スゲー!」となりました。
ただ、人間の「こうありたい!」と思うことは、だいたい裏返しであることもわかっていて、つまり、「無欲でありたい!」と思う人間は実際には欲にまみれていて、欲にまみれていることを自身が気付いているから、「無欲でありたい!」と思うんですよねぇ~。
というわけで、欲にまみれたい!
でわ、股!!