とある場所で椅子に座っていると
すぐ近くに置いてあるジュースの自販機に
おばあちゃんと孫がやってきて
おばあちゃんが孫のために
ジュースを買おうとしています。
どれにするか悩んだ挙句
孫が選んだのは『マミー』で
おばあちゃんは何度も確認して
お金を入れてボタンを押したのですが
出てきたのは『アップルジュース』でした。
見るとその自販機は
シンプルに商品の下にボタンがあるタイプではなく
自販機内が見えて商品の番号を入力するタイプで
番号を押し間違えたか自販機の誤作動かが原因です。
そこでおばあちゃんは孫に
「アップルジュースでいい?」と聞きますが
孫は顔にNO!と書いたことで
おばあちゃんが「どうしよう?」と困ります。
その一部始終を見ていた自分は迷わず
「ちょうどアップルジュース飲みたかったんで」
と言いながらお金をおばあちゃんに差し出し
恐縮しながらも押されて受け取ったおばあちゃんが
今度は間違えることなく「マミー」を買い
おばあちゃんと孫はお礼を言って
去っていきました。
そしてアップルジュースを飲みながら
「ああ、良いことをしたなぁ~」と自画自賛し
さらに「俺ってカッコイイなぁ~」とふけっていたのですが・・・
待てよ?
あのとき俺は、さもアップルジュースが飲みたいふりしてお金を差し出したけれど、なんだか直接現金を渡すのって、カッコ悪くない?
それよりも、何も知らんぷりしてマミーを買って、「あ、アップルジュース買おうとしたのに間違えてマミー買っちゃった~」ってやって、交換してもらう方がカッコイイよくない?
いや、待てよ?
でもそれだと問題は解決するけれど、孫にとってはマミーを買う楽しみ、特に中身が見える自販機だから、マミーがクレーンみたいな機械で運ばれるのを見る楽しみが奪われるのでは?
う~ん
どっちがカッコイイのか?
カッコイイは難しい。
という文章を書いてみたいのですが
果たしてこれでよかったのか?
何か余計なことを書いてないか?
もっとシンプルにすればよかったか?
逆に足りない部分があったのでは?
う~ん
カッコイイ文章を書くのも難しい。
ま、おばあちゃんも孫も笑顔だったし、それでいいか。
でわ、股!!