普段あまり喫茶店に行かない(というか家を出ない)ので、多くの方は同じような経験をされていると思いますが、たまたま訪れた喫茶店の隣の席で「それってネズミ講ちゃうの?」という会話が行われていて、「本当にあるんだ!」と、かなり驚きました。
話しているのはおじさまとおばさまで、おじさまが『健康になるっぽい水』を見せて、「これを知り合いの3人に売れば儲かる」的な話をしています。
それを聞いたおばさまが「それってネズミ講じゃ・・・」と言ったが早いか、おじさまが「ちゃうちゃう!幸せを広げよう、みんなに幸せになってもらおうってことや」と畳みかけています。
それを聞いた自分は「完全にアカンやつやん」と思いますが、しかしどうすることもできず、もどかしさを感じながらメロンソーダを飲んでいました。
そうこうしている間に映画(スラムダンク)の時間になったので、先に嫁さんがレジに向かっている間に、わざと立ち止まっておばさまの目線に止まるように立ち、出来る限り目に力を込めて、ゆっくりと顔を横に振って、心の中で「おばさま、それアカンやつやで」と念じながら、声にならないメッセージを送っておきましたが、果たしてどうなったかはわかりません。
ちなみにおじさまからは死角なので、その瞬間は気付かれませんでしたが、すぐにおばさまの目線に気付いてこっちを見たこと自体が、ダメなことをしているという自覚ありなのではと、思ったり思わなかったり。
というわけで、みなさま。
本当に儲かる話は誰にも教えませんし、「オレは儲けいらんのや」と言うならタダでやれよと、僕は強く強く思うのです。
お気を受け下さいませ。
でわ、股!!