46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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退職して失ったもの

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タイトルはおおげさです

内容を決めてからタイトルを考えた結果、今回のタイトルに行き着きましたが、たぶんタイトル負けをした内容になりそうな雰囲気がプンプンしておりますが、せっかく書き始めたのでそれに負けないで書いてみます。自分との戦いの幕開けなのです。

やっていた仕事

自分はこれまでスイミングスクールで水泳のコーチをしていました。スイミングスクールによって違いはありますが、自分が勤務していたスイミングスクールには曜日で決まっている休館日がなく、年に4回1週間の休館日があってそれ以外は基本的に休みなく毎日営業しています。

曜日の感覚が大事

そんな仕事をしていましたので、当たり前ですが曜日の感覚が大事になります。曜日ごとにプログラムが違うので何時から何のレッスンがあるか覚えていないといけません。それによって出勤時間も違うので9時に出社しないといけない曜日と13時出社でいい曜日の違いがあります。

なので、仕事をしているときは寝る前に明日は何曜日で何時で何のレッスンがあると頭の中でシミュレーションして確認してから寝ることになります。まるで小学生が明日の授業を確認して教科書を用意するのと同じです。

自分はやったことがないのでわかりませんが、他の仕事の方は基本的に毎日同じ時間に出社して同じパターンで仕事をしていると思います。(違ったらごめんなさい)それから比べると毎日変化があって良かったかもしれません。

退職して曜日の感覚を失った

今日が何曜日なのか?パッと思い出せなくなりました。これまで気にしていたのを気にしなくて良くなったからでしょう。別に何曜日かわからないと困るわけではないのですが、これまで出来ていたことが出来なくなったような焦りを感じます。

しかし、同時に時間の感覚も無くなっていますが、こちらには焦りを感じなくなっています。これまで一日の中で何度も時間を気にすることがありましたが、細かく考えずに、日が昇って空が明るくなって、蝉の鳴き声がして、空腹になって腹時計が鳴って、夕方になって涼しくなって、日が落ちて暗くなって、眠たくなって寝る。これが今の時間の感覚です。なんとなく。

そういえばお客さんの言葉を思い出す

スイミングスクールに来ていたおばさまに水泳を教えるのも自分の仕事でした。もちろんお金をもらっていますからレッスンとして水泳の技術を教えるのですが、1時間バリバリ泳ぎ続けるようなレッスンはしんどいので敬遠されます。体力と泳力に合ったレッスンが必要になります。

そうなると雑談、井戸端トークが必要となってきます。こんなニュースあんなニュースについて話して、自分に起こったことを話して、和やかなムードつくりにも役立ちます。ただ、水泳に関してはこちらが教える側ですが、人生や世間についてはおばさま達の方が先輩です。話の流れでいろいろなことを教えてくれました。そんな中で曜日に関するこんな話をしてくれていました。

実は曜日の感覚を忘れないようにスイミングに通っている

もちろん全員の考えではありませんが、専業主婦になり子どもも育てて独り立ちして旦那と二人きりだと曜日の感覚が無くなるので、何曜日は水泳、何曜日はカラオケと決めておくことでその感覚を失わないように努力をされているそうです。その話を身に沁みて思い出します。

浅はかな考え

時間は自然が教えてくれますが、曜日と日付は自分で数えなければならない。ということですね。映画なんかで船が沈没してなんとか生き延びて無人島にたどり着いて、洞窟の壁や寝床にしている近くにある木にナイフで6本縦に1本横にキズを入れていくアレですね。

今さら何を言うてんねん?と思われるかもしれませんが、仕事をしている間は曜日の感覚なんて当たり前のことでしたが、環境が変わって初めて体感したことです。今後、曜日の感覚を失うことを平気と思えるようになるのか、はたまた危機感を感じるのか、心境の変化がどうなるのか人体実験してみたいと思います。人体実験なんて・・・最後も大げさになりました。

 

でわ、股!!

 

(日めくり)まいにち、修造!

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