46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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坊さんに説教のハナシ〈mata.〉

先日、嫁さん側の親族の集まりのために、四国に行ってきました。

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あまり詳しくは書きませんが、嫁さんのお母さん(義母)のお姉さんが六十回忌だそうで、そのお姉さんはお寺に嫁いでいたので、そのお寺に集まってお経を聞いて墓参りをするのが、今回の目的のひとつです。

で、もうひとつの目的がその後の会食で、地元民であるお寺のお坊さん(義母のお姉さんの息子さん)が仕切り役で、美味しいものを食べながら酒を飲み、久々の再会を楽しんだり、初めて顔を合わす者同士が親交を深めたり、そんな感じの集まりです。

さらに会食の後には宿に場所を移して二次会となるのですが、そこでお坊さんがお酒やつまみに氷まで用意してくれて、夜まで楽しい時間が続きました。

 

さて、そんな二次会でのひとコマ。

そのお坊さんはお酒が好きで毎晩晩酌をされているそうですが、その隣に座る奥様はお酒が飲めないのでジュースで乾杯して、その後は静かにしています。

こういうとき、どうにも静かにしている人が放っておけなくて、その奥様にあれやこれや話しかけていると、旦那であるお坊さんの酒の量が心配で、あとは飲み始めると言うことを聞かないのが困りもの、という話を聞きだすことが出来ました。

しかし、これに関しては自分もお酒が好きで失敗しているので耳が痛い話です。

なので特に何も言えませんでしたが、今度は逆にお坊さんの方から「さすがに孫が出来たので、示しがつかないといけないから、使った食器を流しに運ぶようになったんですよ」みたいな話を聞いた瞬間、これだ!となり、こう言ってやりました。

いやいや!それは大変素晴らしいことですが、いつもやっている奥様にとっては当たり前のことですから、「やってる感」を出してはいけないんですよ!

それよりも、何も言わずにサラッとやって、奥様から「ありがとう」と言われても「いや、当たり前のことだから」と返すのが、本物の漢でしょう!

それを聞いたお坊さんは、「こりゃ一本取られましたな!」みたいな感じで苦笑いして、それを聞いた周りの方も笑い、その後もワイワイ盛り上がりながら夜は更けていきました。

 

翌朝、幸い二日酔いにはならず、朝風呂に浸かりながら、ちょっと言い過ぎたかな?と反省していたのですが、よくよく考えると、実はそのお坊さんの方が一枚上手で、自分みたいな若造にわざと隙を見せてツッコませていたのでは?と考えると、この集まりの主催者兼エスコート役としては、最高の仕事をしたのかもしれません。

 

というわけで、『坊さんに説教』ならぬ『釈迦に説法』だったかもしれませんね。

 

でわ、股!!