子どもの頃、といっても20代頃までやっていたので、「見た目は大人!中身は子ども!」の、いわゆる逆コナン状態なのですが、こんな遊びをやっていました。
屁(オナラ)をしたくなったとき、そして、その場所で屁をしても怒られないとき、さらに、周りにバカを笑ってくれる人がいるとき、「屁が出る3秒前・・・」と前置きをしておいて、最後に「プ」が付く言葉を言いながら放屁して、その言葉を完成させる、という遊び。(何か名前があるのでしょうか?)
一番ベーシックなのは、チューリップ。
「屁が出る3秒前、チューリッ」「プッ!」(屁)
次に多かったのが、クレラップ。
「屁が出る3秒前、クレラッ」「プッ!」(屁)
ちなみに、サランラップだと字余りになるので注意。
そして、野球好きがよく使っていたのが、北別府。
「屁が出る3秒前、きたべっ」「プッ!」(屁)
これに類似するパターンで岡別府の使い手もいましたが、岡別府が何の選手かはいまだに不明です。
あと、実は奥が深いのが、アップップ。
「屁が出る3秒前、アップッ」「プッ!」(屁)
平凡といえば平凡ですが、チューリップは普通だし、クレラップも北別府も使われているし、何か違う「プ」はない?、などとやっている間に放屁タイムがやってきて、そこで「何か言わなきゃ!」と焦った末に出た言葉として、実は奥が深いのです。
で、この遊びをやったことがある人がどれくらいいるかわかりませんが、今思うと、上手い奴は、必ず最初に「あ」をつけていたんですよね。
「あ、屁が出る3秒前、チューリッ」「プッ!」(屁)
これ、是非みなさんもやってみてください。
今。
ただ「屁が出る3秒前・・・」と始めるのと、最初に「あ」をつけて始めるのでは、全然リズム感が違うのが、よくわかると思います。
当たり前ですが、こんなくだらないことを誰に習うわけでもなく、完全に自分で編み出したのだと考えると、なんだかすごく天才っぽく思えてきません?
そりゃあ大人となった今であれば、音楽的な感覚が身について、最初に「あ」をつければリズム感を出すことが出来るはず!となるかもしれませんが、それを子どもの頃に、ただ周りを笑わせたいという理由だけで思いつくというのは、ある意味天才なのです。
ま、自分じゃないですけどね。
というわけで、そんなくだらない子どもの頃の遊びを思い出し、嫁さんの前でやってやろうか!?と思いましたが、年のせいか、最後の「プ」が「ミ(実)」になりそうだったので、やめときました。
でわ、股!!