46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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辞めた会社の同僚に偶然会って「叩けばホコリの出る体に・・・」と言われたハナシ

先日、辞めた会社の同僚と、偶然会いました。

同僚といっても年齢が同じなだけで、向こうは部長でこっちは課長ですから、正確にいえば「上司に会った」ですね。

その上司とは20代の頃に出会い、その当時は仲良く2人で飲みに行く間柄でしたが、年齢を重ねるごとに上昇志向の強い向こうは昇進していき、こっちは現場主義という言い訳と「必要なら勝手に会社が昇格させてくれるはず」という屁理屈志向で、役職も考え方の差もドンドン広がりました。

数年ぶりの再会に多少驚きましたが、お互い大人なので「痩せた?」とか「昔と変わらないね」などという社交辞令ジャブを繰り出しつつ、ちょっとだけ強めのストレートを繰り出してみました。

「会社は相変わらず?」

自分が会社を辞めた理由は、会社の規模が大きくなることで方針が変わり始め、それまで向いていた目先が社員から儲け(&幹部連中の保身)になったことに嫌気がさし、さらに信頼のおける上司が辞めたことが、最後の引き金でした。

そんな会社が良くなった、もしくは昔のやり方に戻った、という噂は全くなく、逆に酷くなっているという風の噂を聞いたばかりでしたので、それを知った上でのいやらしい質問です。

「うん、相変わらず」

その一言が全てであり、自分としてはそれで十分なのですが、さらに向こうは自虐パンチを飛ばしてきました。

「叩けばホコリの出る体になってしまったよ」

それが何を意味するのかが気になりましたが、そこで「え?どういうこと?」と聞くのは野暮な気がしたので、繰り出すパンチを社交辞令ジャブに戻し、最後は「じゃあ、また」とその気もない言葉を口にして別れました。

たぶん、常に会社と現場の板挟み状態で、それでも自己保身のために現場のスタッフに平気で嘘をつかないといけないことがそう言わせたんじゃないか?とは思いますが、「そんなん前からやんけ!」というのが本音です。

しかし、それでも会社にいて部長であり続けるということは、体にたまったホコリと同じくらいたくさんのお金をもらっているということで、そういう意味では「ある意味凄いなぁ~」と思いつつ、そういう自分はいくら叩いてもホコリは出ないけれど、お金もないなぁ~となりました。

「同じ年に生まれた人間なのに、これだけ差が出るものか?」

いつの日か、20代の頃のように2人きりで飲みに行く日が来たら、ゆっくり話してみたいと思います。

 

でわ、股!!