一昨日書いた【PCトラブル】の続報、というか解決編です。
トラブルの内容をおさらいしておくと、ゲームの録画及びPCのデスクトップで流れる音楽の録音をしたとき、そのどちらもPC上の音量は問題ないのですが、録画(録音)するととてつもなく小さくなってしまうのが、問題でした。
これ、自分がゲームや音楽を楽しむ分には何の問題もないのですが、動画を作成してYouTubeで公開するためには、どうしても解決しなければならない問題でした。
まず本題に入る前に、この問題を「録画(録音)したら音量が下がる」とした場合、「録画(録音)しても音量が変わらない」というのが完全な解決方法ですが、今回は「下がる音量を再び上げる」ことで解決したので、完全ではありません。
その点を踏まえていただいてお読みください。
さて、問題解決には2つのポイントがあります。
1)ラウドネス等化(Loudness Equalization)
2)OBSの「デスクトップ音声のコントロール」
1)ラウドネス等化(Loudness Equalization)
問題解決のヒントとなったのは、以下のサイトです。
というのは、これからご紹介する画面を見ればわかるのですが、なぜかそこだけ全文英語になっており、英語が苦手な自分は敬遠していたのですが、そこに手を付けて上記のサイトにたどり着くことになります。
まず、画面右下のスピーカーの記号を右クリック → サウンドで以下の画面が出るはずです。
さらに、既定のデバイスとなっているアイコンのプロパティが以下の画面です。
で、ここの「Enhancements」が全部英語でチンプンカンプンだったのですが、それを前述したサイトで勉強してみると、どうやら「Loudness Equalization」は「ラウドネス等化」という意味みたいで、簡単に説明すると「音量を均一化する」ということでした。
つまり、PCで流れる音を録音して小さくなっている状態で、この機能をONにするとその小さい音を上げることになり、結果録音した音が大きくなりました。
ただ、無理やり大きくしているのでノイズが入ったりしますが、とにかく以前とは比べられないほどになりました。
さらに細かい設定については、先程のサイトをご覧ください。
【Windows10】ラウドネス等化の効果をリリースタイム設定で調節する | となはざな
2)OBSの「デスクトップ音声のコントロール」
こちらはYouTubeチャンネルの視聴者の方から情報を頂きました。
前回「録画ソフトはoCamのみ!」と高らかに宣言していましたが、そのoCamには録音をコントロールする方法はなく、なので「PC側で何とかせねば!」と思っていたのですが、そもそもOBSにはデスクトップの音量をコントロールする機能が付いており、それを試してみると、意外と簡単に音量が上がりました。
(2000%ですから20倍?)
ただ、前述したラウドネス等化(Loudness Equalization)をすでに行っている状態でしたので、これだけで問題解決したかどうかはわかりませんが、とりあえず動画を作成してみて、音量に問題はありませんでした。
これまでoCamを愛用していたのは、ゲームの録画だけでなく、デスクトップを自由なサイズで録画出来る機能や、さらに録音のみも可能で、かなり自由度が高いことが理由だったのですが、これでOBSを使わざるを得ないことになりました。
ただ、いつか完全な解決方法が見つければ、元のさやに戻るかもしれませんが、まぁとりあえずはね。
というわけで、「せっかくPCを新調したのに、これでは何のために・・・」と多少落ち込んでいましたが、皆さんの協力により解決できたので、これでまた作業を再開できそうです。
そして最後となりましたが、こちらにコメントを頂きましたkeroyonさん、本当にありがとうございます。
でわ、股!!