我が家の近くに川が流れています。
川といっても川縁（かわべり）をコンクリートでがっつり固められているので「自然溢れる･･･」という感じでもなく、それほど水がキレイでもありませんが、川には間違いありません。
で、最近、その川で釣りをする人がいて、その釣り人が気になっています。
釣りにもいろいろありますが、その方がやっているのはルアーフィッシングというやつで、エサをつけて浮きを眺めてじっとするタイプの釣りでなく、何度も疑似餌であるルアーを投げてリールを巻いての繰り返しを行う釣りです。
そして「見ている」といっても結構離れているので、どんな道具を使っているか？何のルアーを使っているか？何歳くらいの人なのか？はわかりません。
ただ、ルアーフィッシングかどうか？はわかりますし、釣れていないこともわかります。
さて、その釣り人が、なぜ気になるか？の理由ですが、これはルアーフィッシングにまつわるトラブル（バックラッシュ）を説明しておく必要があります。
バックラッシュとは？
両軸受けリール（ベイトリール）で、スプールが回りすぎ余分な糸が出て絡むこと。仕掛けを飛ばすときになりやすい。最近では防止機構（シマノのデジタルコントロールなど）が組み込まれているが、それでも使いこなしに慣れが必要。スピニングリールでは機構上、バッククラッシュが発生しない。
要するに、ベイトリールというやつでルアーを投げたときに、上手く操作しないとライン（糸）がぐちゃぐちゃになるトラブルのことで、筆者は学生時代にルアーフィッシングをしていた経験があるので理解していますが、たぶん、釣り未経験の方だとわからないと思うので、動画を貼っておきます。
で、この動画にもありますように、バックラッシュになった場合、トラブルを解消するためにリールの部分からラインを出す作業が必要なのですが･･･その気になる釣り人さんは、ルアーを投げるごとにやっているから、しかもそれが毎回なので、どうしても気になるのです。
もちろん、このバックラッシュを防ぐ方法がありまして、ルアーを投げて着水するタイミングに合わせて指をライン（スプール）に押し付けて、それ以上ラインが出るのを止めることが出来れば、ほぼバックラッシュは起きません。
（以上については、あくまでも素人説明ですので、間違っていたらゴメンナサイ）
本来、釣りをしている人を見かけたら「釣れているかどうか？」が気になるのですが、この人の場合は「バックラッシュしているかどうか？」が気になり、魚が釣れていようがいまいが関係ありません。
というわけで、お節介なのは十分承知の上ですが、「あの～、毎回バックラッシュになっているようですが、こうすれば大丈夫ですよ」と教えてあげるべきか？などと、思ったり思わなかったりしてながら、日々を過ごしています。
でわ、股！！
