どうも、マスクド・ニシオカです。
先日行われたボクシングの試合で、王者のルイス・ネリ選手（以下、ネリ）が減量に失敗して、挑戦者である山中慎介選手（以下、山中）が勝てば新王者となる試合を、嫁さんとTVで観戦していました。
ネリが減量に失敗した原因を、ネリ陣営のスタッフはあれやこれやと説明をしていましたが、「何かベルトを失っても平気な理由があるのだろう･･･」と思われても仕方がなく、この一戦に全てを賭けて挑む山中の気持ちも考えると、自然と山中を応援していました。
一緒にTVを観ている嫁さんはボクシングに詳しくなく、この一戦の意味も良くわかっていなかったので、自分の知る限りの解説を加えながら、試合が始まるのを待ちました。ところが始まってすぐに山中がパンチを喰らい、一度目はダウンとなりませんでしたが、その後は一気に崩れ、たった1ラウンドで試合は終わってしまいました。
＜追記＞
すみません！1ラウンドじゃなくて2ラウンドでした！ご指摘ありがとうございます！
これまでの屈辱を晴らすべく、声を枯らして応援していた観客は静まり返り、試合の感想を求められるボクシング好きで有名な、くりぃむしちゅーの上田も困るほどでしたが、そんな中ネリ陣営だけは騒いでいます。
その瞬間「これで喜べる神経がわからない･･･」と思いながら、この試合が海外で行われていたら、観客が暴動を起こしてネリが囲まれて襲われてもおかしくないぞ！と憤慨もしていました。
チャンネルをそのままにしていると、その日行われた別の試合が始まりましたが、あまりにも気分が悪いので、他のチャンネルに変えました。
そのチャンネルでは、目の病気を患って視力を失うことがわかっている少年の希望を叶えるべく、ゲーム会社（バンナム）が奔走して、少年の目が見える間に新作ゲームを発売前に提供する。という感動秘話の再現ドラマが流れていました。
その再現ドラマでは「特別な3日間」というのがキーとなってたびたび出てくるのですが、どうやら「特別な3日間」は番組開始15分、つまり、自分たちが山中がネリにパンチを喰らって1ラウンドで負けたのを観ている間に説明されていたみたいで、こまかい内容がわかりません。
その後のストーリーで、「特別な3日間」のだいたいの内容は想像できるのですが、最後までハッキリした説明はなく、結局番組が終わりに差し掛かった頃、嫁さんが強烈なパンチを繰り出します。
「最初から観たかったな」
ただでさえ山中が負けたことでショックを受け、さらにネリ陣営が喜んでいる姿が更なるダメージを受け、さらに嫁さんからのダメ押しです。顔では笑って流しましたが、ハートはズタボロです。
「全ての原因はネリだぁぁっぁぁ！」と憤慨し、溜飲を溜め込んでいました。
しかし、そんな溜飲を下げるニュースが流れました。
ＷＢＣ（世界ボクシング評議会）は２日（日本時間３日）、１日に両国国技館で行われたバンタム級タイトルマッチにおいて、前日計量での体重超過により王座を剥脱された前王者ルイス・ネリ（２３＝メキシコ）に、無期限の資格停止処分を科すと声明を発表した。
https://www.nikkansports.com/battle/news/201803030000206.html
このニュース以外にも「WBCがファイトマネーの支払いにストップをかけた」という情報もあるようで、さらにはもっと重い処分もありうる状況となっています。
きっと多くの人がこのニュースを見て溜飲を下げていると思いますが、間違いなく、自分は他の人に比べてひとつだけ多く、溜飲を下げることができました。
ザマーミロー！！
あ～スッキリした。
でわ、股！！
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