どうも、マスクド・ニシオカです。
結婚して20年が経ちますが、嫁さんとは趣味が合いません。
結婚前、自分がプロレス好きだからという理由だけで、デートで嫁さんをプロレス会場を連れて行ったのですが、あの仮面貴族ミル・マスカラスが登場して発狂している自分の横でグーグー寝ていた嫁さん。
同じくデートの定番である映画を観に行こうとなったのですが、自分が選んだ映画がハンニバル・ライジングで、映画を観終わって満足する自分とは対照的に、吐き気をもよおす嫁さん。(今考えるとヒドイ話だ…)
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結婚してすぐの頃、カップうどんを食べたいから作って欲しいと頼むと、それまでほとんどカップ麺を食べずに生きてきたのでカップうどんの作り方がわからずに、中に入っていたスープの素を開けずに湯を注ぐ嫁さん。
もちろん後から入れても問題ないのですが、食べ慣れていた自分は大変驚いたことを今でも覚えています。(当時嫁さんには、カップ麺とは湯を注ぐだけという認識があったようです)
唯一合うのが飲食店めぐり
基本的に趣味の合わない二人ですが、唯一共通の楽しみが飲食店めぐりです。
基本的に肉が好きな自分と野菜好きの嫁さんの食事の趣味は合わなさそうですが、「野菜がおいしい店」というテーマがあり、野菜好きの嫁さんはもちろん、自分も普段苦手な野菜をもりもり食べられるので、そういう店を見つけるとことあるごとに通っていました。
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ところが気に入ったお店が次々と・・・
- 結婚前に通ったイタリア料理が食べれるワインバー
- おじさん2人が家庭料理を提供してくれる居酒屋
- いろんな料理を気軽に箸で食べさせてくれる創作料理店
- 小さいながら本格的な日本料理が楽しめる割烹
これら全て嫁さんと自分が気に入って何度も訪れた店なのですが、この店には共通点がありまして、それは・・・
全ての店が閉店しています!
なので、自分と嫁さんが気に入った店が次々と閉店して行くというのは、自分達は疫病神なんじゃないか?と思わずにはいられないのです。
それでも復活するたくましい店が!
その店は近所にあって偶然見つけました。それまで割烹なんて行ったことがないから、わけもわからず入店したのですが、気取らない店主(以下、マスター)と奥様(以下、女将さん)が作り出す空間は居心地もよく、当然出してくれる料理も抜群で、特に蓮根饅頭が美味しい店でした。
ところが急に店をたたむことになりお別れの日が来てしまいました。(1度目)
その店では必ず最後に茶そばを注文していたのですが、閉店するということで茶そばの材料となる乾麺を頂いて、記念写真を撮ってお別れです。
それから数ヵ月後ハガキが届きます。
どうやら新たに店をオープンするようで、その場所が大阪では一等地となる北新地です。北新地なんて会社の金でしか行ったことありませんし、自分のような庶民には手が出せる場所ではありません。
しかし、自分が世話になった店の再オープンですから応援しないわけにはいきません。嫁さんと2人で北新地に向かい、店の近くの花屋で開店祝いに一番安い植木鉢を買って行きました。
それから、自分が現場で世話になった人、長い間助けてくれたアルバイトの就職祝い、会社の偉いさんと腹を割って話すため、もちろん嫁さんとも何度も北新地に通わせてもらいました。
ですがこの北新地の店も閉店すると告げられます。(2度目)
詳しいことは聞きませんでしたが、どうやらマスターが京都のホテルの仕事が決まったようで、店をたたんでそちらに行くことにしたようです。
これで2度目のお別れとなりました。
しかし!今度はスマホに「再び北新地で店をやります」とメールが来ました!
もちろん応援するために再び店を訪れたいのですが、こちとら会社を辞めて無職になってあんまり贅沢が出来ない事情があります。なので開店祝いの花も誰かを連れて行くことも難しいですが、でも店を訪れたいとは思っていました。
そんなとき、ハローワークに行く日に昔の現場のスタッフから夜飲みのお誘いがあり、大阪の中心でぽっかりと時間が空きました。夕方から夜までの空いた時間をどうしようかと思っているときに、急にその再オープンした割烹の店が記憶から飛び出てきたので行ってみることにしました。
同じ北新地ですが場所が変わっていたので多少迷いましたが、それでも暖簾をくぐればいつもの笑顔で向かい入れてくれました。
実は嫁さんに会社を辞めることを告白したのが北新地にあった以前の店で、マスターにはそのことを伝えていたか忘れましたが、どうやら会社を辞めたことを覚えてくれていたようです。
こちらとしてはどういう経緯で店を再オープンしたのか聞きたいですし、マスターは自分がどうして会社を辞めたのか?それからどうしているのか?を聞きたいし、それが噛み合って話は盛り上がりました。
自分はビールと付き出しだけで申し訳ないなぁと思いながらも、話が盛り上がったついでにブログをやっていることを告白しました。具体的なタイトルなどは伝えていませんが、ブログで稼ぐ人はどんなことをしているか?自分のブログは儲かっていないことを肴に時間は過ぎていきました。
そんな話に一番喰い付いてきたのが女将さんで、どうやら昔ブログをやっていたそうですが、なかなかアクセスが伸びないから止めたようです。自分の話を聞いて再開しようかと盛り上がりますが、ついにタイムリミットがやってきましたので、再び訪れることを約束してお別れしました。
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それから数ヶ月・・・
そんなことがあって嫁さんにも報告して、そのうち2人で行かないとね~なんて話をしていたら、このブログにはてなスターが付きました。
誰だろう?そう思ってブログをチェックしてみると・・・
ふむふむ・・・
はじめまして、私はここ大阪は北新地で和食のお店をしております。
ん?北新地?和食?
カウンターのみの小さなお店を夫婦で切り盛りしております。
え?カウンターのみ?夫婦?
今のこのお店には、いろいろな事情があり、この前移ってきたばかりなのですが、一番最初は住まいの近くで、お店をもって、8年ほど前にこの北新地にやってきたのでした。
あれ?この前移ってきたばかり?
うちでは、もちろんこういうものは使わず、マスターがすべて味付けしております。
当店ではこの銀あんを使うお料理で、蓮根饅頭があります。
マスター?れんこんまんじゅぅぅぅぅー!
これアレだ!自分がここまで書いてきた割烹の店の女将さんに間違いない!
(状況証拠は揃っているのですが、まだご本人に確認は取れていませんので、絶対ではありませんが…)
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ジャンボさんに引き続き
女将さんがブログを再開してみようとは仰っておられましたが、まさかのはてなブログで、さらに自分のブログにアクセスされるとも思っていませんでしたので相当驚きました。
先日、ブログの読者が小中学校の友人だったのがわかった「ジャンボさん事件」でも思いましたが、ブログをやっていたらこんなご褒美もあるんだなぁ~とある種の感動をしています。
いつになるかわかりませんが、嫁さんと店に行って蓮根饅頭を初めとする数々の美味しい料理の写真を新しいスマホで撮って、このブログで紹介したいと思います。
最後に
自分と嫁さんの疫病神疑惑についてはまだ続きがあり、散々通って常連となった居酒屋?バー?が、いろいろあって今月末で一旦閉めてしまうそうです。
自分が酔っ払って告白したので、その店の常連さんにはブログのことがバレていて、この記事も読まれているかもしれませんので、ひと言。
MOBは永遠に不滅です!
でわ、股!!
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