46歳で退職してブロガーになってみた

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大阪北新地「むら本」で嫁さんと美味しい和食を食べてきた

どうも、マスクド・ニシオカです。

みなさん、大阪の北新地といえばどんなイメージをお持ちでしょうか?

座るだけで何万円も取られるラウンジとかクラブがあって、そこに勤めるキレイなお姉さんがいて、お客さんはどこかの会社のお偉いさんだったり、接待する人だったりされる人だったり。そんな人たちが行くのは、高級食材で作られた料理を肴に高いお酒が当たり前の飲食店ばかり、一般庶民の中でも「中の下」辺りを歩んでいる自分なんて、近寄ることも許されないような場所、それが北新地だ!という感覚を持っています。

そんな北新地にある小料理屋「むら本」に行ってきました。ギリギリ底辺の生活を営んでいる自分が、なぜ北新地に?というのは後述するとしまして、まずはお店の紹介などをしましょう。

 

むら本

北新地では有名な、肉のスエヒロ本店からすぐ近く、階段を下りて店に入ればカウンター9席のみの落ち着いた感じです。

和食中心のメニューで、馬のタテガミや鮒ずしにカラスミなど、お酒が進む珍味などもいただけます。

先日、嫁さんと訪れたときに頂いたものを書いてみます。

  • お造り盛り合わせ
  • 天ぷら盛り合わせ
  • 枝豆(どこの枝豆だったか忘れちゃった…)
  • かぼちゃサラダ
  • 金目鯛の荒煮付(画像)
  • 茶そば
  • じゃこゴハン

基本的に野菜が苦手なのですが、ここで食べる野菜は美味しくて、天ぷらの盛り合わせのエビは、エビ好きの嫁さんに任せて、自分はもっぱら野菜を食べています。他にも金目鯛の荒煮付も、注文してから煮付けてくれるので、魚の新鮮さを味わうことができて、目玉の周りのチュルン!のところも美味しくいただくことができます。

最後のしめは、自分が茶そばで嫁さんがじゃこゴハン。ちなみに別料金になりますが、茶そばはダブル(大盛り)で注文ができて、自分はいつもダブルでお願いしています。ズルズルズル~。

今回は注文しませんでしたが、ウナギの蒲焼に白焼き、スッポンに和牛に蓮根饅頭に出し巻き、どれも美味しい料理がいただけます。また、お昼はすっぽん雑炊セット(1,000円)もオススメで、会社のクーラーで体が冷えちゃったOLさんなどに好評だそうです。

 

大阪に馴染みに深い方にはわかりやすい場所にあると思います。大阪以外の方には、大阪駅から歩いていけるくらいの距離、と雑な説明をしておきます。

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これ以外の詳しい情報は、下記サイト(食べログ)でご覧ください。 

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27015210/

 

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以下、雑談

ここから先は、今回紹介した「むら本」と自分と嫁さんの昔話みたいなものです。むら本を検索してこの記事に訪れた方も、お暇であればお付き合いください。

前述しましたが、会社を辞めて底辺暮らしをしている自分が、なぜ、大阪を代表する歓楽街である北新地にあるお店に気軽に行っているのか?その理由は、数年前に遡ります。

実は、この「むら本」は以前、家の近所にありました。嫁さんと2人で近所にある美味しそうな店を巡っていたときに、偶然発見したのが当時の「むら本」で、初めて訪れたときから気に入った自分と嫁は、ことあるごとに店を訪れていました。

ところが突然、店を閉店すると言われて非常に残念でしたが、数ヵ月後に「北新地で再開します!」というハガキがやってきて、嫁さんと喜び勇んで慣れない北新地を訪れました。きっと「むら本」が北新地でオープンしなければ、自分のお金で北新地で飲むことなんてなかったでしょう。

そしてそのころの自分は、まだ会社勤めをしていましたので「北新地に知っている店がある!」という優越感というか、調子に乗っているというか、会社で世話になった人や卒業するスタッフを連れて、よく店を訪れていました。

しかし、再び店を閉めるという連絡を受け、最後は嫁さんと訪れて最後を看取る(?)ことにしました。そして、驚くことにそのタイミングで自分も会社を辞めることを決意しており、嫁さんにハッキリと会社を辞める意思表明をしたのも、この「むら本」でした。

店を閉めたあと、マスターはホテルで腕を振るうと聞いていましたので、嗚呼これで北新地で知っている店があるという優越感は終わりだなぁ~、でも、自分も会社を辞めるからちょうどよかったかなぁ~なんて思っていました。

しかし!!再び北新地内で移転して再開すると連絡を受け、これは行かねば!となりましたが、果たして稼ぎのなくなった自分が行っていいものだろうか?そんな思いが頭を駆け巡っていました。

そんなある日、勤めていた会社のスタッフが飲み会に誘ってくれました。その日はハローワークに行く日でもあったので、それを終えて飲み会に行けば都合が良かったのですが、時間が空いてしまいます。ハローワークは北新地の近くにあって、ビール一杯で店を出る口実もあるので、何の連絡もなしに「むら本」を訪れることにしました。

突然の来訪にマスターと女将さんは喜んでくれて、会社を辞めた自分がその後どうしているのか?ホテルで腕を振るうはずだったマスターが、なぜ店を、しかも北新地で再開したのか?ビールを口に運ぶ間も惜しんで話が弾みました。

そのついでというか流れというか、話が弾みすぎたせいか、このブログをやっていることまで話しました。まさか読んでもらっているとは思っていませんでしたが、今回マスターに聞いてみると「全部読んでいますよ」と驚きの返答でした。

というわけで、自分みたいな庶民が北新地で飲めるのは、夫婦そろって昔からお世話になっているからであり、もちろん北新地値段ですから頻繁に訪れることは出来ませんが、たまに嫁さんと美味しいものを食べたいときに、訪れることができるのです。

 

最後に

自分が持っている北新地のイメージは昔の話で、最近はリーズナブルで気軽に楽しめるお店も増えているようですね。それでも自分にとって北新地とは「会社の金で飲む所」みたいなイメージが焼き付いているので、そんな北新地で自分の金で飲めるのは、ちょっとうれしいことなのです。

あと、ブログを始めて1年が経ちますが、食レポ的な記事は数えるほどしかありません。画像を撮影するまえに箸をつけることが多くて、画像のない食レポ記事なんて・・・と思っていますので一番の理由です。今回も画像が一枚しかないのは、出される料理を早く食べたくて、スマホを起動する前に食べちゃうからです。

ただ、マスターといろいろ話をしていて、お店の宣伝についてどうお考えなのか聞いてみると、お客さんがたくさん集まりすぎて、常連客に迷惑がかかることは避けたいが、それ以前にお客さんが集まらなければ潰れてしまう・・・なので、現状としては利用できるものは利用したい、とのことでした。というわけで、今回撮った画像は金目鯛の荒煮付のみでしたが、なんとか「むら本」の良さを伝えるべく、記事にしてみました。

もちろん、このブログの影響力なんて、たかが知れたものですから、お客さんが増えることはないとは思うのですが、もし、この記事を見て「むら本」を訪れる方がおられましたら、是非!「マスクド・ニシオカのブログを見て来ました」とお伝えいただければ、きっとマスターの満面の笑みを見ることが出来るでしょう。それだけですが・・・。

 

でわ、股!!

 

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